本
初版1981年2月、美しい挿絵が添えられたヨーロッパの本を忠実に再現した新書館の童話シリーズの一冊です。紙の表紙の裏側にもしっかりとカラーで挿絵、それを取った内側の本にも、挿絵が印刷された、豪華なものです。エドマンド・デュラックの挿絵が美しいの…
表紙に、とても色褪せていますが、男性の横顔上半身の壁画が残っています。興味深いところを載せます。 スキタイの美術を継承している感じです。 ギリシャの壷の絵にも似ていると思います。
森部豊著 勉誠出版 2014 ソグド人商人の立派なお墓の彫刻などが、素敵です。私はソグド人は、商人、僧侶として、長安から日本に移民してきたと思っています。安井、安川、安江、安藤、というような苗字の方々の祖先は、ソグド人かもしれないと想像します。 …
吉野信子著 吉野さんの本は、興味深いのですが、私に陰陽五行の基礎知識がないので、全部を理解できません。この装束は目を惹かれる意匠なので、ご紹介したいと思います。 とても珍しい天皇の礼服です。六匹のお並びしている小さい龍たちが可愛らしい。龍の…
幸沙代子著 高橋良典監修 世界中の遺跡に、神代文字、出雲文字、アヒル文字などで読み解くことができる古代の遺物がある、と高橋良典氏の著書にありましたが、この本も面白かったです。 文字が暗号になっている、というのは、例えば万葉集を古代韓国語で読む…
苫米地英人博士の著書を20冊弱読みました。 まずは一押し、「明治維新という名の洗脳」の続編の、「明治維新という名の秘密結社」です。明治維新について書かれた本は、多いですが、この本はちょっと目から鱗なのです。博士のテーマである洗脳、というフィル…
飛鳥昭雄・三神たける著 学研 2002 とても魅力的な説です。NASAから白地図の部分をもらった、とのことで、とてもユニークな説明になっています。フォッサマグナで、東西日本が分かれていただけではなく、東北は上下逆さま、青森を南にして、しかも西日本より…
「自然農」川口由一著 学研 2019 自然農って縄文的だなと思います。基本、雑草を取らない、虫を殺さない。縄文時代に戦いの痕跡がなかったそうです。見つかった人骨などに、傷跡がほとんどないのだとか。そこへ大陸からやってきて、武力で乗り込んできた集団…
写真のピンボケぶりが半端なくて申し訳ないです。 小早川秀秋の陣羽織 違鎌のアップリケ?初めて見ました。 南蛮人が描かれた馬の鞍、南蛮寺扇面と、少年使節が持ち帰った地図を元に、イエズス会の画学舎で描かれた世界図。 秀吉が聚楽第に、後陽成天皇を招…
「日本の歴史」別巻2より、目に止まった絵画や、出来事をご紹介します。全く初めて目にした絵もありました。 大分県臼杵市の崖の大仏 とても安らかなお顔で好きです。 中尊寺金色堂の華鬘(けまん) 東大寺の金堂前にも似たお顔の灯篭がありますよね。 藤原…
唐招提寺金堂のエンタシスの柱 錦織の中央にいるのは、尾の長い鳥のようです。 上の写真を左に90度回転してみました。 東大寺献物帳 鳥毛篆書屏風 竹生島経 伊勢集 駒競行幸絵巻 1024年(万寿元年)関白頼通の邸のこまくらべに、後一条帝が行幸されたあり…
この渦巻き模様、隼人の盾についているものにも似ていますし、ナスカの地上絵みたいでもありますね。 今まで模様だと思っていましたが、鏡の中に刻まれているのは、神代文字だったのですね。 福岡県立岩遺跡の甕棺墓に六枚副葬されていた鏡のうちの一枚。 佐…
北斎の頃に、漫画っぽい絵がポッと出てきたわけではなくて、7世紀から、コメディタッチな絵はあったんですね。ひょっとこ顔の皆さん、多いですねぇ。 法隆寺金堂・五重塔天井板落書き 東大寺 大大論人物図 唐大和上東征伝絵巻より 遣唐使の絵 アップで見る…
内海聡著 三五館 2013 もう20年くらいはグルメブームが続いていて、京都ならここ、というような地元から旅行先までの、レストランやスイーツ情報が溢れていました。高級な料亭、レストランへ行くことはステイタスですよね。誰もがディナーに10万も払えるわけ…
苫米地博士の「2050年衝撃の未来予想」2017年 TAC出版 を読み終えました。かなりショッキングな未来予想です。現在起きていることの背景が垣間見えた気がしました。一つの予想は、国という概念が、県くらいのレベルになってしまっていること。そしてその上に…
本間真二郎医師は、米国衛生局で、ノロウイルスを研究されていたそうです。帰国後は那須にて、自給自足、発酵生活を極めていらっしゃいます。お米、野菜、味噌、醤油、納豆、豆腐、果実酒、石鹸、全て手作りだそうです。子供の衣類、木製ワゴンや椅子も手作…
吉村正著 地湧社 2010 赤ひげ先生というか、江戸時代のような環境で、自然出産をさせている産婦人科医の吉村先生が、日本民家で産婦たちに雑巾がけや薪割をさせて、帝王切開、会陰切開などの手を加えず、赤ちゃんが出たい時に出て来られるようにされている様…
柳 宗理 監修・編集 和菓子や駅弁の入っている、1枚の紙から折られた折り箱ってありますね。 青と黄色の八角の折り箱がおしゃれです。 立体花紋折り、と内山光弘氏は名付けました。 立体の箱タイプは上記の七点のみで、あとは全て平面のものです。残念なが…
ヨーロッパのバッグを見て来たので、今度は日本の伝統手芸のちりめん細工のバッグをご紹介します。 この鶯の小袋は、個人的に欲しい〜と思ったデザイン。 お琴の爪を入れたと言われる牡丹の花袋。明治末期から大正時代 底まで凝るのが日本人らしい 椿の袋物…
19世紀後半 絹の刺繍バッグ フランス 1920−1940年 ブリュッセル レースバッグ 1920年代 機械編みレースのバッグ フランス 1910年代 アイルランドの鉤針編みのバッグ 1920年代のフランス刺繍のバッグ 1920年代のプチ・ポワン刺繍バッグ オーストリア 1920年代…
1826年 ドイツ 19世紀 ヨーロッパ 1820-1850年 フランス 19世紀 オランダ 5本の編み針で制作するだなんて、驚きです。 1820年代 ヨーロッパ 1920年代 ドイツ 1920年代 イタリア 1920年代 ドイツ 1830年代 オランダ 1910-1920年代 ヨーロッパ 1920年代 …
私には、これは印籠に似ているように見えるのです。パリ万博などで、日本の文化が知られて、真似されたのだと思います。 新素材のバッグ このコインパースも、どことなくジャポニズムでは? 1820年代 フランス この絹の布地も、日本のものなのかもしれません…
土産品としてのバッグ これは日本のハンドバッグです。中央に富士山の描かれたがま口が見えます。
レティキュールと作業バッグ
The PEPIN PRESS 中世からの珍しいバッグの写真集です。まずは中世の部分から。 巾着型は、江戸時代にもあります。 シャトレーンとは、これのことです。
高橋秀行著 講談社文庫 2003 カチン族、ナガ族、その他、ビルマとインドの間の密林地帯の、日本人に似た顔の人々と、とんでもない冒険の旅を挙行した高橋さん。中国語と英語のほか、カチン語も理解する高橋さんの、絶妙なセンスには驚かされます。ハイライト…
幼児の頃に読む「桃太郎」「猿蟹合戦」「瓜子姫」「浦島太郎」「かぐや姫」その他昔話のほとんどは、歴史の実話のようです。実際にあったことを、形を変えて、すり替えた話らしいです。 西欧の童話で、父王が美しい王妃に先立たれ、ある日、王妃そっくりに育…
高野秀行著 新潮社 ナイジェリア ハウサ族の納豆「ダワダワ」 このボウルが、瓢箪なのだそうです。 ベッド脇に幾つか本を置いています。寝付けない時や、変な時間に起きてしまった時などに。 高野秀行さんの力作「アジア納豆」を再読したら、続編「幻のアフ…
元旦からのバタバタで、今年は正月らしいことができず、自分の体調管理も日々さらっとできるように、ほどほどに、頑張りすぎないのが今年の目標です。お酒は分解できなくなってから、ほとんど口にしないのですが、バレンタインにもらったりネットで購入した…
古田真一さんお薦めの「ミーニング・ノート」山田智恵著 金風舎 日々、わらしべチャンス(小さなチャンス)、スパイシーチャンス(心がネガティブになる出来事)、キラキラチャンス(誰もがチャンスと思っているような良いこと)を3つだけ、手帳に書いてい…