好きなもの、心惹かれるもの

本、音楽、陶器、織物、手芸品をご紹介します。

Pitschi

スイスの絵本作家ハンス・フィッシャーの「こねこのぴっち」です。表紙には動物たちが隠し絵のように潜んでいます。見返しの絵も毛糸に戯れる猫ちゃんたちの素描が可愛らしい。カラーコピーして、額に入れようかしらと思っています。

「病気にならない食と暮らし」

本間真二郎著 講談社ビーシー 「病気にならない暮らし辞典」本間真二郎著 セブン&アイ出版をより具体的に実践編にしてあるのが、「病気にならない食と暮らし」です。 開業医である本間先生は、診療所の隣で米と野菜を育てつつ、味噌、醤油、豆腐、納豆、ほ…

「食品添加物用語の基礎知識」

小藪浩二郎著 マガジンランド 食品添加物の辞書のような本です。40年前から、食品添加物、洗剤、シャンプー、化粧品の生活毒について言われていましたが、人に説明できるほど詳細によろしくない添加物を知りませんでした。アステルパーム、ステビアなど甘…

「誰も知らない世界の御親国日本」

布施泰和著 ヒカルランド 2011 読んだことがある話がほとんどでしたが、この著者は、第73世武内宿禰と親しく、そのエピソードが面白かった。随分若く、令和2年に急逝されたんでしたよね。残っていたブログを見たら、ふとこの記事が目に止まりました。このエ…

Dieux Hindous ヒンデューの神々

この絵本、全く読めていないのです。まず挿絵だけ写真を撮りました。 これはお上品な王様ですね。 いきなりジト目のご夫婦登場。 なぜ顔が4つになるんでしょう。おそ松くんの足みたいに、首を激しく振っている様子? ここにも顔が4つの神様? 謎が深まる、…

インド童話集

講談社の70年近く前の童話集です。インド童話が、グリム童話やアラビアンナイトのもともとのオリジナルであったことを初めて知りました。1910年生まれ、京大梵語学梵文学科を卒業された岩本裕氏の翻訳が美しいです。岩本氏は「日常佛教語」という辞書のよう…

野草の本

以前から、葉物をスーパーで買っても、冷蔵庫での保管が悪いと傷んでしまうのが不便だと思っていました。東城百合子さんの一連の自然療法の著書も持っていますが、この2冊も参考になります。カラーページが多いので見やすいです。 早速なずなのお茶を作って…

「謎の神アラハバキ」

「謎の神アラハバキ 騎馬遊牧民族と古代東北王朝」 川崎真治著 この著者のことは、初めて知りました。平成3年に出版された本です。日本語には、ヘブライ語、ペルシャ語、ヒンデュー語、ロシア語、いろんな言語が入っているとは読んでいましたが、ルーツは古…

「終止符のない人生」

反田さんの著書を読みました。動画のインタビュー等で、既に聞いたお話も多かったのですが、改めてお父様がかなり学費を出すのを渋っていらした様子が印象的でした。バイオリニストの庄司紗矢香さんも、コンクールで1位を取れなかったら、やめてほしい、と…

「香りの力で潜在意識を浄化する」

齊藤帆乃花著 フォレスト出版 香りで癒される入門編として良いと思います。寝る前に陶器のアロマランプに、掲載されているようなエッセンシャルオイルを5、6滴垂らしておくと入眠しやすく、よく眠れます。自分は忘れているけど、潜在意識にしこりとして残…

「魔女の薬草箱」

西村佑子著 山と渓谷社 とっても薄い文庫本なのに、880円もするの?と思ったのですが、写真が多いからなのでしょうね。ドイツといえばブロッケン山の魔女、童話にも出てきますし、ヘンゼルとグレーテルがすぐ思い浮かびます。植物をどう人が使いこなして…

「超訳 般若心経」「超訳 空海」

苫米地英人著 PHP文庫 以前、密教真言宗で大阿闍梨にもなられた織田隆弘師の著書を10冊読んだ話を書いたと思うのですが、その後で、苫米地氏の著書を20冊くらい読みました。織田師は書かれていませんが、苫米地氏の著書で、修業されていたのは、東京の織…

「足の汚れが万病の原因だった」

官 有謀著 文化創作出版 1986年初版、2022年 106刷 これ、面白いです。それにロングセラーですね!足裏マッサージが良いというのは有名な話ですが、実際にやってもらったことはまだありませんでした。以前ツボの本を読んだ時に、木製の押す棒も購入したこと…

「野菜は小さい方を選びなさい」

とても考えさせられる本でした。広く読まれてほしい本。F1野菜に栄養が少ない話などは知っていました。でも家庭菜園も意外と難しくて。 なるべく地元でとれた野菜を食べたいのですが、随分遠くから運ばれてくる野菜が多いです。 穀類、野菜、調味料、シャン…

「松葉健康法」

エドモンド・デュラックのアラビアンナイトの挿絵に、松の木が描かれていて、中東にも松は生えているらしいですが、玄関に松をアーチのように仕立てているお宅もありますね。 なぜ松なのか、昨年知りました。松葉茶も売っていますが、生の松葉をジューサーで…

「家庭でできる自然療法」

東城百合子著 あなたと健康社 軽い症状なら、自分で自宅で治したいという方、重い症状でも自然療法で治したい方、それぞれですが、あらゆる疾患に関して、植物を使った手当法と食事法が書かれています。 東城さんはペンネームで、本名は五来さん。元夫の姓だ…

「大人達への失望」

丸本大仁著 ヒカルランド 養老孟司さんが、もう学校へ行かせる必要はない。とyoutubeで語られていましたが、それを自ら実行されている丸本君。中2の約1年、マスクをしないことで学校と意見の相違があり、担任、学年主任、校長に、1年ほったらかしされた上…

"MEUBLES PEINTS POUR CHAMBRE D'ENFANT"

子供部屋用家具のトールペイントの本ですが、こんなの欲しいわ、というシックなものもあります。これだけ描けたら、楽しいでしょうねえ。日本でも、傘や靴に、トールペイントの花を描いてあるのをどこかで見かけたことがあります。 この赤いシリーズは、「貴…

Gumnut Classics

オーストラリアのMay Gibbsの童話集です。動物、虫たち、フェアリーたちがてんこ盛りです。最初の頃、男性の漫画家に比べて、10分の1の報酬しかもらえなかったとか。 可愛い絵なのですが、今見ると、なぜか手塚治虫に似ている気がするのです。「ブラック…

"Rackham's Fairy Tale Illustrations"

パリオペラ座の正面の通りに、素敵な本屋さんがありました。以前購入したアーサー・ラッカムのイラスト集です。これも虫干しして、写真に撮りました。グリムの誰もが知っているラプンツェル、赤ずきん、ヘンゼルとグレーテル、かえるの王子さま、ジャックと…

「飛ぶ教室」

昔の岩波書店や筑摩書房の児童書は、装丁が綺麗な上に、箱入りでした。「星の王子さま」「みどりのゆび」「三人のおまわりさん」「長くつしたのピッピ」「ドリトル先生シリーズ」「エルマーのぼうけん」その他も良かったのですが、エーリヒ・ケストナーの「…

カイ・ニールセンの「太陽の東・月の西」

このシリーズで最も装丁が凝りに凝った本です。 この表紙を取ると、厚紙の表紙は裏表紙共に、絵が印刷されています。 この厚紙の内側には、この凝った絵が全面に印刷されています。 本文にも、イラストが沢山散りばめられていて、豪華な気分になります。 カ…

エドモンド・デュラックの「空飛ぶ魔法の馬」

空飛ぶ木馬のお話は、かなり印象が強烈で、よく覚えています。これらのアラビアンナイトのお話、現代のUAEやカタール、バーレーン、モロッコなど中東の王様たちや、美しい王妃たちを思い出してオーバーラップさせると、なんとなくイメージが重なってきます。…

エドマンド・デュラックの「アラビアン・ナイト」

このシリーズは大体1980年に出版されています。デュラックのアラビアンナイトは3冊あるようなのですが、私が購入したのは2冊です。今までの絵本の中で、最も面白く再読できました。wikiにかなり詳しく、内容について説明されていました。 ja.wikipedia.org …

カイ・ニールセンの「おしろいとスカート」

この絵は額に入れたいほど素敵です。スタイリッシュ。お話の内容より、挿絵に見とれるだけの本です。

カイ・ニールセンの「ロザニー姫と浮気な王子様」

カイ・ニールセンの絵ってとても独特です。特にヘアスタイルが。今見ると、ストーリーよりも当時のファッションに目が行くし、絵として飾りたいかどうか、そこまで好きか、考えてみると、ラッカムの絵の方が飾るには好みだなと思います。パステルカラーが、…

アーサー・ラッカムの「ピーターパン」

このピーターパンの原作は、ディズニーとは全く違います。散文的な感じ。どうもこのストーリーには、私は入り込めませんでした。ラッカムの妖精たちや子どもたちの絵は最高に素晴らしいので、額に入れて愛でようと思います。 蜘蛛の糸の上で踊る妖精。チェロ…

アーサー・ラッカムの「ウンディーネ」

ドイツらしい話だと思います。原作者の実体験、最初の妻との思い出を下敷きに書かれたもの。10代で読んだときと、熟年になってからでは、感じ方が全然違います。「ロミオとジュリエット」のような悲劇物語って好まれたのかな、と思います。読者の私自身も年…

エドモンド・デュラックの「美女と野獣」

1981年12月25日初版発行 絵だけで、ストーリーが追えてしまいますね。青髭って中東かインドなのか、イスラムの話でしたっけ?あれ?と思いました。 このあと、幸いにも間に合って、二人のお兄さんに青髭は殺され、莫大な資産は兄弟4人で分け合ったとのこと。…

アーサー・ラッカムの「真夏の夜の夢」

アーサー・ラッカムによる挿絵の「真夏の夜の夢」です。1979年初版で1900円。少女が買うにはやや高めのお値段でした。こちらも紙の表紙の両面にカラー、それを取ると、素敵な挿絵が厚紙の表紙にも印刷されています。表紙は妖精パック。シェークスピアのお話…