好きなもの、心惹かれるもの

本、映画、音楽、陶器、織物、工芸品をご紹介します。

Jacopo Tissi

イタリア人のバレエダンサーですが、おっとりとした感じが踊りからも見えて、優雅な王子様役がぴったりです。ついていた芸術監督がボリショイバレエへ移籍したため、一緒にボリショイに入団されたのが2018年です。全幕揃った動画が見つからないのですが、載せてみます。

白鳥の湖は、ハッピーエンドで終わるものが多いのですが、ここでは悲劇で終わっていますね。

www.youtube.com

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香炉

トーハクさんのブログが面白いのでもう1つ。「アラビアの道」展に展示されたサウジアラビアの香炉です。フライパン型のは、似たようなものが日本で出土していたように思って探したら、奈良の新沢千塚126号墳出土の火熨斗(ひのし)でした。

香炉 古墳 で検索すると、縄文時代の香炉がずら〜っと出て来ます。縄文時代の香炉は、呪術的目的で使われた可能性があるそうですが、何を燃やしたのでしょうか?香りの良い草か、大麻でしょうか?

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www.tnm.jp

 

奈良県 新沢千塚古墳出土 火熨斗(アイロンに使われた)

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秋田県美郷町六郷石名館出土 香炉

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jpsearch.go.jp

 

青森県五戸町 上市川遺跡 十腰内第Ⅴ式香炉形土器
(青森県立郷土館蔵)

 

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trc-adeac.trc.co.jp

こちらのサイトには美しい写真がたくさん掲載されています。

www.joyphoto.com

青森県木造町 亀ヶ岡遺跡出土

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www.pref.aomori.lg.jp

 

青森県七戸町長久保     写真:ウエーノ様

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岩手県軽米町 長倉遺跡

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www.iwate-maibun.jp

 

千葉県銚子、余山貝塚     写真:ウエーノ様

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jubewakayama.blog.fc2.com

 

千葉県香取市貝塚出土

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www.pref.chiba.lg.jp

 

 

ブータンのお祭り

今年2月21日のブータン王室記事を書き加えました。第四代国王の四人姉妹の王妃の顔の見分けがつかなかったのですが、写真を載せているうちに、ようやくわかるようになりました。2月のブータン王室の記事がいっぱいになってしまったので、こちらに。ブータンのお祭り、7世紀くらいにタイム・スリップした気になるのです。

女性ではなく、ジャリンを吹く男性の僧たち

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ラチュと呼ばれる襷のような布。王族女性だけではないのですね。

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天平時代に、日本にもブータンのお祭りは来ていたかも。カルラとか似ています。

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正倉院にもあったと思いますが、伎楽面 迦楼羅 飛鳥時代・7世紀 東京国立博物館蔵(法隆寺献納宝物)右が復元されたもの。色鮮やかです。

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www.tnm.jp

washimo-web.jp

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nora-pp.at.webry.info

 

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washimo-web.jp

それからブータンと英国との歴史的関係についての香港紙の記事:

「在ブータン英国名誉領事マイケル・ラトランドは、46年もの間ブータンの国際化を後押ししてきた。英国とブータンの間に国交はないが、両者の間には実は長い歴史がある。19世紀、英国はインドを植民地化した。その頃、ブータンは独立を保ってはいたが、英国との衝突や摩擦が絶えず、結局、国を分割して一部の統治権を英国に譲渡することになった。1907年、ブータン地域の部落の長だったウゲン・ワンチュクが、英国の支援を受けてブータン王国を建国した。だが、ワンチュクは英国と不平等な条約を締結する羽目になり、英国はブータンの外交指導権を獲得。その後、ブータンは英国王室と敵対することなく密接なつながりを維持することになる。両国の友好関係に大きく貢献してきたのが、英国人の物理教師マイケル・ラトランドだ。
2013年、ラトランドの外交努力により、英国は国連の常任理事国のなかで初めて在ブータン名誉領事館を開設。ラトランドは初代領事に就任した。ブータン地政学的な価値にも造詣が深いラトランドは、外国人ながら同国の国際的な地位を飛躍的に向上させたのだ。
私がマイケル・ラトランドの家を訪ねると、ブータンの前国王と現国王、そして英国女王が並んで記念撮影をした写真が飾ってあるのが目に入った。そこにはブータンの民族衣装を着用したラトランドも写っている。」

courrier.jp

カタールのモーザ皇太后

前首長ハマドの母や、ハマドの第二夫人で現首長タミームの母モーザ皇太后 (Sheikha Mozah Bint Nasser Al-Missnedを輩出する名門ミスナド家出身。

女性の教育振興事業に力を注ぐモーザ妃。首都ドーハにカーネギーメロン大学ジョージタウン大学などアメリカの6つの大学の分校があり、カタール大学の学長も女性。中東における最初の女性閣僚を生み、女性の車の運転をいち早く、解禁したのもモーザ妃の強い後押しがあり実現。モーザ妃は実業家でもあり、自身の投資会社「メイフーラ」は、2012年にヴァレンティノを買収している。とのことで、美と政治力、経済力を兼ね備えたパワフルな妃殿下。Princessという敬称になっています。宗教上、髪を隠さなければならない国のようですね。モーザ妃もティリア・テペの宝冠がとてもお似合いになると思います。ハマド前首長との間に5人の息子、2人の娘を産んだそうです、62歳。

 

若い頃の写真のようです。

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左は息子であるタミーム・ビン・ハマド・アール=サーニー首長

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カタールとモロッコ王室は近い関係のようです。

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ラーラ・サルマ妃

2002年3月21日ご成婚。モロッコ王室で初めて民間の、コンピューターサイエンスの学位を持つ女性が王妃に。国王は一夫一婦制を宣言され、メディアに顔を出す初めての王妃だとか。ラーラは王室女性の敬称のようです。ベナニが旧姓。ご尊父は大学教授です。王妃の立場ですが、Princessという称号です。

2018年に離婚報道が欧州のメディアから流れ、スペイン国王のモロッコ訪問は2回延期され、結局、表舞台に出られなくなりました。ゴージャスなカフタンの衣装を身にまとった美しいサルマ妃を中心に、写真を集めました。ラーラ・サルマ妃が、ティリア・テペ出土の宝冠を被られたら、お似合いでしょうね。

フランス大統領とスペイン国王王妃は、定期的にモロッコ王家を訪問されています。

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花嫁の銀色のお化粧が独特ですね。

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ロッコ王室の結婚式で、最初花嫁は布を被って顔をお見せにならない伝統。

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宝石つきのベルトとバックルがトルコ的だと思いました。

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ムーレイ・ハッサン皇太子2003年5月8日ご誕生

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ラーラ・ハディージャ王女2007年2月28日ご誕生 国王の兄弟姉妹と。f:id:MeinFavorit:20201017123208p:plain

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タイ国王在位60年記念晩餐会ご出席

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ルクセンブルグ皇太子結婚式ご出席

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イリアム王子結婚式ご出席

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オランダ国王の戴冠式ご出席

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カフタンの後ろにトレーンをつけられたのですね。

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カフタンの袖口の幅ですが、元来はラッパ型、ベル型なのですが、サルマ妃のお好みで、だんだんと袖口の幅が狭くなっていき、最後の方は洋服と同じくらい細い幅になっているのが面白いです。

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カタールのモーザ首長妃と音楽祭にて。

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サルマ妃のカフタンの、膝から下のあたりに青緑の宝石が縫い付けてあるようです。肩から肘にかけても金の刺繍が豪華ですね。そして袖幅は狭く。

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ハンドバッグの色がパステ

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こちらのカフタンの袖幅は洋服と同じくらいです。

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隣のレティシア王妃の何かを見て、右手でOKの合図をなさっているように見えます。

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この美しい色の宝石はなんでしょうね?カフタンにも宝石が縫い付けてあるようです。

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愛知万博の時に来日なさいました。

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休暇先でのファッション

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ムーレイ・ハッサン皇太子、16歳とは思えぬ落ち着きと知性を感じますね。
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Greeks and their arts in Central Asia

迫力ある美術品が続々出てきたサイトです。今まで知らなかった美術品がたくさんあることに驚いています。 他の写真は、このページからご覧ください。ティリア・テペ出土の美術品も出て来ます。

Greeks and their arts in Central Asia

第5章 Greeks and nomads: Scythians, Sarmatians 

https://erenow.net/ancient/the-greeks-in-asia/6.php

 

ティリア・テペ遺跡 6号古墳の女性の装飾品

ティリア・テペ古墳の王妃かと思われる、王冠を被った被葬者の想像図がここにありました。ドラゴンペンダントはイヤリングとして、月、日、花の飾りは髪飾りとして、ここでは描かれています。他には5種類のネックレスをしているようです。袖先とドレスの裾と靴に、金の装飾板が縫い付けられているのですね。

アフガニスタンの至宝展の展示では、ペルシアの民族衣装のようなズボンの上にワンピースを着ているイラストと共に展示されている女性もいましたが、ここでは、ロングドレス状の服装になっています。 

もしかしてこの王妃はレビラト婚による妻で、王よりだいぶ年上だったのでしょうか。

 

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イヤリング、もしくは耳の上あたりにつける髪飾り。

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これはペンダント・ヘッドだったのですね。

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上のイラストによれば、これも向かい合わせに2つあって、ペンダントだったようです。

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60 The woman from burial 6 at Tillya Tepe. For the ornaments at ears and neck.

6号墳はヘレニズム化する材料の大部分を占めていましたが、他の墓にはほとんど匹敵するものはありません。たとえば、2つの柱の間に立っている裸の翼のあるアフロディーテで、現在は肩にエロスがいますが、彼女はペルシャの帽子のように見えるものを身につけています。ギリシャ語とペルシア語の彫刻が施された宝石があり、一部は初期のものです。ギリシャアカンサスと東の蓮を組み合わせた素晴らしい丸皿とヘアピン。イルカに乗って、または一人で、エロスがいます。

Burial 6 had the lion’s share of the hellenizing material, but there is no little in the other graves which is closely comparable, for instance another naked, winged Aphrodite standing between two columns, and now with an Eros at her shoulder, but she is wearing what looks most like a Persian cap.There are Greek and Greco-Persian engraved gems, inscribed in Greek, some from earlier periods; and splendid roundels and hair-pins combining Greek acanthus with eastern lotus.There are several more Erotes, riding dolphins or alone.

 

9つの同じモチーフが、細かい金の鎖で繋いである王のベルトの装飾部分

 

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私は勇士と獅子だと思っているのですが、このサイトでは女性と書かれています。またKingではなくPrinceと書かれていますね。膝上の衣装、膝下の脚絆のような飾りから、男性の服装だと思うのですが。

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戦士の王子自身のベルトは東のタイプで、連続して接続された丸い飾りで、それぞれがギリシャ型のカップ(東によく見られる)を持ってライオンに乗っている女性を表しています。

The warrior prince’s own belt was of eastern type, of connected discs, each showing a woman holding a drinking cup of Greek shape (often found in the east) and riding a lion.

 

東京国立博物館1089ブログも興味深いことが書かれています。

第四号墳から、男性の靴留金具が出土したと書かれています。

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靴のバックルというか、飾りですよね。

「この作品、打ち出しているのではなく、黄金を鋳造しているんです。つまり金無垢!靴につけるにしてはずいぶん豪華な金具ですね~。面白いのは裏側に織物の痕跡がみえていること。それも後からくっついたものではなく、痕跡ごと鋳造されているんです。次のような手順が想像できます。
1. 平らにのばした粘土の上に織物を敷く(型が粘土から外しやすいようにするため)。
2. 布のうえから型を押し当て、金具背面の鋳型を形作る。
3. 布をはがし、凹みに融けた蝋を流して、細かな造形を作る。
4. 上から粘土を被せて熱し、中の蝋を流してしまう。
5. 蝋が流れでた後の空間に金を流し込む。

こうすると、金具の背面に織物の痕が残りますよね?実際にどう作ったのかは分かりませんが、うら側を見ると作り方も想像できて楽しいです。」

www.tnm.jp

Pintestで見つけた、王の帽子です。おそらく若く亡くなったのでしょうか。スキタイも王妃はティアラを被り、王は王冠は被らず、首に豪華な首輪状の飾りをつけていました。藤ノ木古墳出土の冠が、ティリア・テペ出土の冠とよく似ていると比較されますが、やはりその冠を被っていたのは王妃でしょうね。被葬者は崇峻天皇と皇后ではないかと思われます。何故か、藤ノ木古墳の被葬者は男性2人と発表されているそうですが、冠が出土していて二人となれば、夫婦としか思えません。

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第6章 Greeks and their arts in India

https://erenow.net/ancient/the-greeks-in-asia/7.php

 

このインド風のお皿は、石でできているように見えるのですが、説明には銀と書かれています。膝の上にいる子供とは???

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銀の丸皿は、オボロの境界線で、膝の上に子供がいる即位した女神を示しています。 (オックスフォード、アシュモレアン博物館EA1977.22。写真、博物館)

 

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鍋に隠れているエウリュステウスにイノシシを投げ下ろそうとするヘラクレスを現したサーサーン朝の金メッキの銀のコップ。 5ー6世紀 (オルティス コレクション 直径19.9cm)

 

目次はこちらです。埋め込みはできませんでした。

https://erenow.net/ancient/the-greeks-in-asia/

ティリア・テペ遺跡出土、バクトリアの至宝

ティリア・テペはウズベク語で、黄金の丘。

アフガニスタン北部のティリア・テペ遺跡の黄金の花飾りのついた宝冠や天使、精緻なネックレスなどは以前から知っていましたが、埋葬者についてはほとんど情報がありません。ナショナルジオグラフィックでは、元アフガニスタン国立博物館館長のオマラ・ハーン・マスーディ氏が以下のように説明しています。6基の墓に、女性5人と男性1人が埋葬されていたとのことで、1つの墓に1人ずつ。王と5人の妃なのか、詳細はわかりません。美しい写真の数々に見とれるばかりです。展覧会の図録も見ていないので、あくまでインターネット博物館などを参考に、6人の人間関係を想像してみました。

マスーディ氏の説明:

「年代でいえば、紀元前2100年ごろから3世紀ごろまでの工芸品で、アフガニスタン各地の遺跡から出土したものです。加えて、内戦時代に国外に流出した文化財のうち、日本で回収され、保管されていたものの一部も展示されます。展示の中心になっているのは、アフガニスタン北部のティリヤ・テぺ遺跡の出土品で「バクトリアの至宝」と呼ばれる黄金の宝飾品類です。それらは紀元前1世紀から1世紀ごろのものと推定されています。ティリヤ・テペの遺跡は、1978年にソ連アフガニスタンの合同調査団が発見しました。遺跡は、おそらくは有力な遊牧民のものと思われる6基の墓で、女性5人と男性1人が埋葬されていました。「バクトリアの至宝」は、それらの墓に副葬品として納められていたものです。」

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natgeo.nikkeibp.co.jp

私の想像:王妃に男児が産まれなかった、もしくは王妃の男児は早死してしまい、この男性が王になった。または、正妃の息子とそれ以外の王子達の戦いのあと、この男性が勝利して王になった。5人の女性のうち一人の女性は王の母で、身分が高くなかったので前の王の墓のそばには葬られなかった。先に亡くなったので1号墳に葬られた。

 

このイラストを掲載しているサイトが2つありましたが、このように男女が1つの墓に埋葬されていたのではないのですね。あくまで、1人ずつ、それぞれの墓に埋葬されていました。

二匹のドラゴンの間に人がいる装飾品は、ペンダントかと思っていましたが、このイラストではイヤリングとして描かれています。男性は、トルコ石象嵌の3本の剣と埋葬されているのですね。ベルトに9つもある丸い飾りを拡大した写真には、ライオンを倒す騎士が彫刻されています。

 

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 Pintestで見つけた写真が大きくて切れてしまいましたが、剣は繋がっています。ハートが細かくトルコ石象嵌されています。下の方、四つ葉のクローバーのような形になっているのがよく見えます。卍があるのが不思議。左右の耳の部分には、羊の角が彫刻されているのでしょうか。

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イヤリングもお揃いのハート型。

 この動物のブレスレットは、いかにもスキタイの系統ですね。ドラゴンなのでしょうか。

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www.heritageinstitute.com 

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インドっぽい印象を受けます。

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裏側にも顔がある、とトーハクの1089ブログに写真が載っていました。

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www.tnm.jp

この有名なドラゴン・ペンダントですが、私には、この人物がスカートを履いている女性に思えたのですが、勇士ということになっています。何cmと書かれていないので、イヤリングサイズなのか、大きなペンダントサイズなのかも不明です。

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男性被葬者の靴につけた飾り

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可愛らしいアジアっぽい虎ですね。にっこり愛嬌があるので、ペットとして飼っていたのでしょうか?トルコ石だけでなく様々な色の貴石が象嵌されています。

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王のベルト。獅子と勇士のモチーフ。

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透し彫りになった部分があって、とても豪華な造り。

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ケネス・ギャレット氏の剣の拡大写真 ナショナルジオグラギック2004年12月号から

初めてドラゴンとライオンであったことを知りました。

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natgeo.nikkeibp.co.jp

 右の可愛らしくデフォルメされた羊さんがユーモラスです。作風が全然違いますね。

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psjfactoids.blogspot.com

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www.museo-on.com

www.wikiwand.com

alchetron.com

この日と月とお花の飾りも王妃のものなのでしょうか。スミソニアン・マガジンに掲載されています。他にも美しいガラスの写真があります。

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www.smithsonianmag.com

ティリア・テペの近くにあるティリア・フロール遺跡出土の黄金の杯。右にバイキングのような人物が彫刻されていますが、ユーモラスですね。

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https://www.metmuseum.org/exhibitions/listings/2009/afghanistan/photo-gallery

東京国立博物館も、Internet Museumとして載せています。

ティリア・テペ1号墳出土の女性の装身具

1番地味なので、もしかして、男性の被葬者の母でしょうか?

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3号墳

右に霞んで見えているのが2つのドラゴンペンダントです。やはりイヤリングのサイズではないですね。

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6号墳

トーハクさんのサイトに貼られた動画を静止して撮った写真です。5人の女性被葬者のうち、4人が撮影されたようです。この写真の女性だけが、マーガレットのようなお花がたくさんついた黄金の冠を被っていたのですね。ネックレスと、ドラゴンの2つのブレスレットもこの方の墓出土のようです。王妃でしょうか。

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冠の中には、ハートが隠れていたんですね。

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この女性のハートのイヤリングと凝ったネックレスもおしゃれ。

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4号墳が王です。王は、ネックレスもしていたのですね。中央は黄金の飾りで、残りが透かしというか大きなチェーン状。ネックレスの左に、トルコ石と黄金の靴のバックルがあります。

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www.museum.or.jp

 

このサイトによりますと、左2つは指輪で、ティリア・テペ遺跡からたくさん見つかったものだそうです。右はペンダントだそうです。

https://www.cemml.colostate.edu/cultural/09476/images/afgh05-207-09.jpg

https://www.cemml.colostate.edu/cultural/09476/images/afgh05-207-09.jpg

www.cemml.colostate.edu

 西豪州美術館によれば、ティリア・テペ2号墳で見つかった指輪に描かれているのは、ギリシャのアテナ女神だそうです。

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This ring depicts the Greek Goddess Athena, who was a popular subject among the nomads, probably because of her warlike nature. The name Athena is engraved in reverse at the left, indicating that the ring was intended as a seal. Her left hand appears to rest on her hip and at the same time hold a lance and a shield.

museum.wa.gov.au

黄金のアフガニスタン展に行かれた方のブログがありました。詳しく出土の様子なども説明して下さっています。

culturemk.exblog.jp

もう1つ、興味深い指摘を片山徹氏がされています。ティリア・テペ出土のメダイヨンと、聖徳太子の手箱に表されている獅子が似ている、と。この小箱、初めて見ましたが、箱根の寄せ木細工のような感じですね。

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Pintestで見つけたティリア・テペの飾り。こちらは五つ葉のクローバーのような飾りに加えて、端にも小さなハートが。本当に精緻ですね。歩揺の飾りもついて、洋服に縫い付けた飾りなのか、髪飾りか、何でしょう。

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