好きなもの、心惹かれるもの

本、映画、音楽、陶器、織物、工芸品をご紹介します。

あの戦争

昔、豪州の大学付属語学学校にいたとき、クラスは10人くらいだったのですが、日本人3人、スウェーデン人1人、残り6人が韓国人でした。ある朝クラスに入った途端、一人の韓国人女性が「独島を返せ〜!」とシュプレヒコールをしました。韓国語でしたが、間…

マルガレーテ女王のファッション

私の子供時代は、母親たちが手作りの服を着せるのが普通でした。既製服は高くて庶民には手が届かなかったということもあります。伯母が洋裁学校の先生やオーダーの服を仕立てていたので、私が成人するまで伯母が冬のオーバーコートからジャンパースカート、…

Maurice Gendron

このバッハがとても良かったので、モーリス・ジャンドロンの動画を探したら、以前載せた、メニューインとの共演でチェロを弾いていた演奏家でした。ソロで聴くのは初めてです。 www.youtube.com www.youtube.com www.youtube.com www.youtube.com www.youtub…

夏仕様の手作りマスク

3月17日に絹やガーゼの手作りマスクを載せました。アクセスの4分の1か5分の1は、マスクのページのようなので、こちらにも夏のマスクを載せておきます。 夏には二重ガーゼは蒸れると感じて、涼しさの王様、綿100% リバティプリント タナローンの布と、…

家紋、神紋

日本の伝統文化展という下記のページを見ていたら、珍しい紋を見つけました。 礼法で有名な小笠原家の松には、十字が入っているのですね。それから、高麗神社の代々の宮司は高麗(こま)家で、神社名と宮司の苗字が一致。もう一つ、鹿島神宮も代々の宮司の苗…

Murray Perahia

マレイ・ペライアというピアニスト&指揮者を初めて知りました。バッハが1番響きます。 ギリシャのテサロニキに起源を持つセファルディムのユダヤ人で母語はラディーノ語。熱心なユダヤ教徒でもある。 www.youtube.com www.youtube.com www.youtube.com www…

Bach Busoni Ich ruf zu dir, Herr Jesu Christ BWV639

私がこのブログを始めるきっかけをいただいたフランツ様のクラシック音楽ブログ、「Taubenpost~歌曲雑感」より、ヘルマン・プライの息子さんによるヘルマン・プライのドキュメンタリー動画を見たら、切なく美しいこのピアノ曲に惹きつけられました。曲名を伺…

韓国の古墳出土品

韓国の古墳から出土した宝物は、日本の古墳から出土したものとよく似ているのですが、以下のものは、日本で見た記憶がありません。日本には五十鈴と呼ばれる、3つの鈴が三角状になったものはありますが。 可愛らしく、鬼というより太陽?と思いました。復元…

「カチン族の首かご」

妹尾隆彦著 戦時中の暗い話ではなくて、非常に珍しい実体験のお話。ビルマ北方にいた22歳陸軍一等兵の妹尾氏が、カチン族に慕われて王様に即位し、町の復興をしたりカチン族のために色々な行政を試みる。英国軍からは、首に懸賞金までついて、退却命令が来る…

古代文字資料館

古代文字資料館(旧サイト) http://www.for.aichi-pu.ac.jp/museum/p.html (新サイト) kodaimoji.her.jp がとても面白いです。古代文字の学術的な論文や対談もありますが、エッセイも楽しい。 中国語の漫才を大阪弁で説明してくださっています。 珍しい形…

「古代の日本と朝鮮」

http://ktymtskz.my.coocan.jp/S/kodai/kodai1.htm 金達寿(キム・タルス)著 ちくま少年図書館94 筑摩書房 1985年刊 1919年朝鮮、慶尚南道に生まれる。1930年日本に渡り1941年日大芸術科卒業。神奈川新聞、京城日報記者、『民主朝鮮』編集者を経て、作家生…

真実の歴史

新井信介氏のぬなとチャンネルと落合莞爾氏のyoutubeを見ていたら、以下のことに言及されていました。 *226の決起将校は処刑されたことにして、実はベトナム・ビルマ方面に秘かに派遣され、重慶政府の蒋介石の後方撹乱(援蒋ルートの遮断)にあたり、 ポツ…

「謎のアジア納豆」

高野秀行著 新潮文庫 2020 アジアの山岳地帯に住む少数民族の人々が、日本人よりもバラエティに富んだ手作り納豆食生活を営んでいることが実体験された旅。 岩手県西和賀で、雪を1m掘って、そこに藁を敷いて大豆を茹でたものと暖かいお鍋を入れて作る雪納豆…

坂田怪童丸

珍しい浮世絵です。巨大な鯉と金太郎。理想の子供像だったらしいです。 歌川国芳 坂田怪童丸 blog.kenfru.xyz

秀吉の陣羽織

現在東京国立博物館で開催中の着物展のサイトに、ひときわ目立つ、秀吉の陣羽織が。信長のアゲハ蝶の陣羽織が霞むほど。京都 神護寺にある源頼朝の肖像画の着物にも、アゲハ蝶が描かれていますが、それは源氏の家紋だからだと思っていました。なぜ信長もアゲ…

千石コレクション

兵庫県立考古博物館加西分館に、古代の鏡302枚が千石コレクション(寄贈した収集家)として写真が見られるのはありがたいですね。初めて見たタイプの鏡をこちらから拝借します。 www.hyogo-koukohaku.jp 鋸歯縁鏡 16.3cm 紀元前15世紀 商時代 十字架の透かし…

高句麗の石垣

以前集安の高句麗時代の古墳の壁画を見ましたが、同じ記事に山城の城壁の写真がありました。以下の2枚しかありませんが、どう見ても、日本の城の石垣と瓜二つですね。 高句麗遺跡の中で、要塞は壁画の墓と同じくらい価値があります。中世戦争では、 主に遠…

古代の水筒?

大変珍しい土器です。携帯用の水筒? 「和田家文書のスキタイ・ゲルマンについて」西坂久和 に以下の文章があります。 和田家文書では、「黒竜江を遡り、モンゴルから西山靼へと通じる北方草原の道」が発達していたと伝えています(竹 田侑子氏による要約)。…

河上邦彦教授の連載コラム

神戸山手大学 河上邦彦教授のサイトを見つけました。細かいところがよく説明されていて、図が参考になります。壁画の犬と、現代の犬がそっくりなこと。 withinc.kobe-yamate.ac.jp 唐代古墳の壁画 西安近郊の犬 唐代の壁画 殉死をやめて埴輪にしたように、馬…

画家高山辰雄、平山郁夫

20代の五嶋みどりさんが、高山辰雄氏の画集が好きでたくさん持っている、とドキュメンタリーで語られていたので、初めて検索しました。いわさきちひろと平山郁夫を足して2で割ったような感じです。 シルクロードの絵も多い平山郁夫

「失われたミカドの秘紋」

加治将一著 祥伝社文庫 2014年 日本語とヘブライ語に共通点があるということは、多くの本が出ています。例えば、ヘブライ語でヤマトとは、ヤーウマト、神の民という意味であるとは読んだことがありました。 この本では、漢字が聖書の故事に基づいて作られて…

山型冠あれこれ

多少の違いはありますが、なぜか山型を好む王族たちがいました。 ウイグル王族供養人像 10〜11世紀 麻布の幡に描かれた図 日本の十二単の柄に似ています。 山にも出にも見えますが、鹿の角と、小鳥もついています。 モスクのように上が玉ねぎ形になって…

突厥帝国とササン朝ペルシアの地図

聖徳太子の時代からその2代目世代が活躍した地図が欲しいと思っていたら、分かりやすい地図がありました。NHK 「新シルクロード」プロジェクト編著 「NHKスペシャル 新シルクロード2草原の道-風の民 タクラマカン-西域のモナリザ」(NHK出版 2005)より (筆者…

「騎馬民族国家 日本古代史へのアプローチ」

江上波夫著 日本公論社 1984年 昭和帝に評価された考古学者だったのではないでしょうか。受賞歴から見て。 wikiから 1930年(昭和5年)東京帝国大学文学部東洋史学科卒業、東亜考古学会として中国の北京に渡る。 1931年(昭和 6年)東方文化学院研究員 1935…

モンゴル史

昔買った雑誌です。モンゴル史の一面が美術品を通して顔を覗かせます。南ロシア、モンゴル、トルコのあたりを遊牧騎馬民族が入れ替わり立ち代り覇権を争ったのですね。 イルハンの支配者の前を走っている特使は、手に赤いPIAZIピアジを持っています。 ピアジ…

イスラムのタイル

立体的に盛り上がったタイル、美しいです。 Kashan ceramic tile, 1240-1300 トルコ中央部のカザンで大理石に彫刻されたもの ベルリン博物館蔵 カジャール 19世紀 カジャール 20世紀 INAX陶器博物館 INAX陶器博物館

もうひとりの写楽 海を渡ってきた李朝絵師

李 寧煕 河出書房新社 1998 もう22年も前の本になります。この著者の「枕詞の秘密」などは出版された当時に読みましたが、この本のことは全く気がつかず、今回初めて読みました。単に画風で写楽と金弘道が似ているというだけでなく、暗号文を解いてこの結…

スリランカの壁画

ティワンカ・ピリマゲ寺院 ポロンナルワ遺跡の最北。13世紀パラークラマ・バーフ3世王が再建 写真:遺跡猫様 ブリハディーシュワラ寺院の壁画と似ていると思います。気品がありますね。王族の女性たちでしょうか?神に仕える女性たち?柔和な微笑みが美しい…

菩薩像そっくりさん インド編

私は似ていると思うのですが、いかがでしょうか。この寺院の馬の彫刻も素晴らしい。 南インド ランガナータスワーミ寺院 写真:遺跡猫様 isekineko.jp 中宮寺 弥勒菩薩半跏思惟像 写真:中宮寺 よく見ると、光背に炎が沢山ありますね。ゾロアスター教の影響…

歌に潜む暗号文

李 寧煕(イ・ヨンヒ)さんの「枕詞の秘密」など何冊か以前読みました。小林惠子先生も李 寧煕さんの本をところどころ引用されていましたが、額田王と李 寧煕さんは、どちらも日本生まれ日本育ち、それから朝鮮半島に行ったことが共通だそうです。小林先生に…