とても魅力的な説です。NASAから白地図の部分をもらった、とのことで、とてもユニークな説明になっています。フォッサマグナで、東西日本が分かれていただけではなく、東北は上下逆さま、青森を南にして、しかも西日本よりも、東日本の方が、フィリピン寄りに位置していた、という仰天する説ですが、面白いです。地名でサンズイのところは、昔は海か川だったという見方があるそうです。
小林惠子元助教授の書かれた、邪馬台国は古代、奄美大島にあった、という説も、おかしくはないですね。著者も、小林氏も、箸墓古墳が卑弥呼の墓である、ということで一致しています。地図を見ないとピンと来ないと思うので、一部の写真を撮りました。紀元前300年頃、西日本は、中国江南地方とほとんど地続きだったという説は、とても興味深いです。ぜひ全編をご覧ください。
九州と沖縄には、不思議な地名が残っています。位置関係が、今と合わないのです。
列島の成り立ちの図をまとめると、
1)江南地方の隣に西日本がくっついていた時代(東日本と北海道は、遥か彼方の東南に)
紀元前300年頃
2)西日本は、中国大陸から離れ始め、東日本と西日本(と北海道)が接近した時代
紀元30年頃
3)西日本と東日本が1つの島になった時代
4)本州が水平に近く移動した時代 紀元300年頃