「自然農」川口由一著 学研 2019
自然農って縄文的だなと思います。基本、雑草を取らない、虫を殺さない。縄文時代に戦いの痕跡がなかったそうです。見つかった人骨などに、傷跡がほとんどないのだとか。そこへ大陸からやってきて、武力で乗り込んできた集団がいたのですね。
川口由一氏の自然農の本はたくさん出版されています。
自然農を始めた息子に対して、通常の農家で育った母に長年大反対され続けたそうです。これ、刺さりますね。こういう母親って多いですよね。毒親という言葉ができるまで、いえ、できても、こういう方、多いと思います。産んだだけで、そこまで子どもの全人生を支配しようとするのか、というような。
虫にも人にも、害があるやりかたの野菜を食べているのかと思うと、自然農の野菜が食べたいですね。でも売っていませんね。
もっと自然農をする農家が増えて欲しい。