アーサー・ラッカムによる挿絵の「真夏の夜の夢」です。1979年初版で1900円。少女が買うにはやや高めのお値段でした。こちらも紙の表紙の両面にカラー、それを取ると、素敵な挿絵が厚紙の表紙にも印刷されています。表紙は妖精パック。シェークスピアのお話はわかっているので、ただ絵を愛でるのみ。茶色いカビ?や紙の変色、匂い、やはり数十年も経つと、桐の箱に入っているわけではないので、寿命だなと思い、捨てる前に写真に撮りました。「人魚姫」「白雪姫」も持っていたのですが、そちらはかなり以前に処分してしまいました。
上の紙の表紙を取ると、この厚紙の表紙が現れます。
後ろ側。
最初のページ
妖精王オベロンと王妃タイタニア
王妃タイタニアが膝にインドの取り替えっ子を乗せて可愛がっているところ
金髪のヘレナ
ハーミア
ヘレナとハーミアは仲良し
妖精パック
イルカの上の人魚が歌うのを聞く妖精王
王妃のお付きの妖精は、取替えっ子を妖精王の館まで送り届けました
眠る王妃タイタニア