2013年に発見された、地下のフリーズと呼ばれるモニュメント。南米の芸術は好みではないのですが、部分的にでも縄文と共通点があることには惹かれます。7年も前のことなので、もっと情報があるかと思いましたが、ほとんどありません。写真も以下の2枚しか見つけられませんでした。
グアテマラ北部、マヤ文明の古代都市ホルムルの遺跡で発見された、漆喰製の巨大なフリーズ。
ホルムルの寺院跡で、フリーズが発見された部分の年代は西暦590年頃、マヤ古典期に相当する。「ティカル」と「カーヌル(Kaanul)」という2つのマヤ王朝が権力を争っていた時代だ。
両者は資源や周囲の小規模都市国家の支配をめぐって対立していたが、ホルムルがどちらの陣営に従っていたのかは不明だった。しかしフリーズの碑文によると寺院は、近隣の都市国家ナランホ(Naranjo)の統治者アフウォサフ(Ajwosaj)の依頼で建立されたようだ。別の発掘調査から、ナランホはカーヌルの属国だったことがわかっている。