１０日間にわたるブルネイのアブドュル・マティーン王子の結婚式が始まっていました。正式名称は、Pengiran Muda Abdul Mateen Bolkiah ペンギラン・ムダ・アブドゥル・マティーン・ボルキア、配偶者Yang Mulia Dayang Anisha Rosnah Selamat ヤン・ムリア・ダヤン・アニーシャ・ロスナ・スラマットのようです。
１月１１日のこの儀式は、Powdering ceremony。この船が載っているような冠、すごいですね。なんとなくタイの民族衣装にも似ているような。花嫁入場は、赤いベールを被ってなのですね。モロッコ王族の結婚式でも、花嫁は緑のベールなどで顔を隠して登場でした。過去の王族結婚写真には、この時男性の方も、この赤い衣装にとてもよく似た衣装を着ている場合があって、はて、どう区別されているのでしょう。ブルネイ王族挙式写真集の記事に、過去の結婚写真を載せました。
国王の後ろは、皇太子夫妻。
マティーン王子が両手を器のようにされていますが、この手の中に、金の粉を振りかけて、黄金の水差しで少し垂らすようです。この男性用儀式用衣装も、ベルト下がスカートのような感じで、不思議なデザインです。ここに短い動画があります。
マティーン王子のベルトの上に、金の魚？のような飾りが２つ見えるのですが、一体なんでしょうね。と思ったら、短剣の飾りでした。
この空色の衣装の女性が母上なんですね、だからマティーン王子の顔がにっこにこ。
この新郎新婦が座っている上には、このようなデザインで、屋根がついているのですねえ。今回初めて知りました。写真の新郎新婦は、異母兄マリク王子の結婚式のものです。
この祝砲のデザインが、イスラム美術でなんとも言えません。
１月１０日の儀式はこちら。新郎、新婦が別々に宗教的儀式をされたようです。
On Thursday, the couple separately partook in male and female-only solemnisation ceremonies.
The solemnisation ceremony is performed by the groom and his family, while the bride is represented by the legal male representative or an elder.
新婦のAnisha Rosnah Binti Adamさん １月１０日国王の公邸であり、政府庁舎でもあるイスタナ・ヌルル・イマンにて、The Berbedak Mandi ceremony
この白いドレスも、ファジラ王女の時とそっくり同じです。
1月７日結婚式前の儀式Khatam Al-Quran ceremonyだそうです
指輪の大きさがよくわかる写真
Anisha Rosnah Wore Teh Firdaus Custom-Made Baju Kurung in Intricately Woven Tenunan Brunei (Traditional Bruneian Woven Fabric)
www.harpersbazaar.comフランスのメディアの動画もありました。
