好きなもの、心惹かれるもの

本、音楽、陶器、織物、手芸品をご紹介します。

手作り納豆

私がブログをサボって何をしていたかと申しますと、土方作業、肉体労働、またの名を園芸というものです。美しい個人庭の動画をたくさん拝見していたら、なんとも我が庭が情けないやら、見苦しいやら、暑苦しいやら。昔の庭師さんが敷いた砂利が、実は非常なる安物だったことを、別の庭師さんにあとで指摘されて以来、その欠けた汚い石も気になって、あれこれと移動をしていました。普段しない肉体労働で、頭に回る気力が残らず、バタンキュー。そこへ、砂利が無駄に多かったため、足を捻挫したりして、雑草が生えないだけの砂利も飽きたわね、と思って、庭の模様替えをしています。そうは言っても、老体に鞭打っての作業だし、あのしゃがむ姿勢を普段取らないから、腰にきます。

少し前に、春に植えたカモミールの葉の全て、人参の小さなタネから出たばかりの新芽、その他のあれこれの山野草まで、次々に虫に食べられ、跡形も無くなってしまいました。プランターの底を動かしたら、毛虫と団子虫が。犯人ならぬ犯虫は君たちだったのか!そこで、カーメン君の害虫動画を見直して、そこで紹介されていた薬を1種類蒔いたところ、被害が止まったようです。でも人参は、今から植えられないし、根菜は諦めました。カモミールは、香りが良いことと、カモミールティが自分で作れるかも?と植えたのですけれど。今回ほど、農家さんのご苦労、無農薬野菜を作る大変さを実感したことはありません。無農薬で作るには、毎日早朝、虫と戦わないと無理でしょう。足でバンバン、害虫を踏みつける気力がない私には到底無理だわ、と思いました。害虫が来ないためには、植物と虫の動画をもっと見て、勉強しないと、ただ単に、苗を買って植えるだけでは、決して自分の口に入らないのだとわかりました。

 

合間に、暑い日のバテに効く甘酒を作り、手作り納豆も完成しました。

小釣はるよ先生のやりかたです。

*イネ科の雑草の、枯れているものを10分蒸します。

*戻して茹でた大豆の上に、猫じゃらしを置いて、キッチンペーパーを乗せて、ゆるく蓋をします。

ヨーグルトメーカーなどを使う方は、それで納豆を作ります。

*器具のない場合、(私)は、発泡スチロールの中に、このタッパーを入れて、

上に24時間持つホッカイロを乗せて、1日発酵させます。最初はタッパーの下にホッカイロを敷いていたら、発酵がイマイチだったので、上に置き換えて、さらに半日放置しておきました。恐る恐る翌日見たら、できていそうな感じだったので、冷蔵庫に入れて、待つこと1週間。これまた、恐る恐る、味見をしたところ、美味ではありませんか。やったー!他にやることが山積みでない時に、また作ってみたいと思います。

完成した納豆は、味ご飯の上に乗せて、梅干しとアカザの葉を薬味にいただきました。