慈明殿
宦官「太后に面会に来られたのですね。陛下と議政王がまた争いをしたばかりです。陛下は激怒。宗譜を千回書き写すまで朝堂に出るなと。」
「結局陛下は君主です。皇叔はラインを越えたのです。」
*
「公主、本当に入るのですか。」
「勿論よ。」沈の家に公主が来た。
「使用人がヒントをくれました。公主は自由に来て、自由にここにいる。」
「私達の関係によれば、彼らは私を止められないわ。貴方は本宮に耶沐蓁のように壁を登って入って欲しいのですか。本宮は、貴方にどんな罪を犯したの。貴方は一人で飲んで、一人で碁を打ち、私を避けている。本宮は貴方の関心を引くために自堕落な様子を演じただけ。貴方はまだ冷たい態度を取るのですか。なぜ私が灼華を利用しただけで、こんなふうに氷のような態度を取るの。彼女は私より重要なのかしら?」
「公主は本当にそう思っているのですか?私は問いがある。公主の帝位につく道の上で、どの程度野心があるのですか?」
「龍を斬るには私は手先の幾らかを犠牲にしなければならない。全ては最終目的のためになされます。ゲームを終わりにする頃だわ。しかしまだ1つ争うことがある。貴方がゲームを私と一緒に終わりにするかどうか。」
「公主は知っているはずです。私はいつも世家と対立して肩を並べています。私は公主が周家から援助をもらえないのではないかと思っています。だから私はこのゲームには協力しない。」
「なぜ世家を気にするのか?私達はこのためにとても努力してきた。王座に着いたら1人ずつ、周大人も潰す。」
柔嘉公主「いずれ本宮の選択が正しいと分かる。」
*


柔嘉公主は、周大人と4人の官僚と文錚楼で会う。
「諸位が完璧に私を信頼していないとわかっています。今日、本宮は贈り物があります。」
贈り物として手紙を渡す。
「明日の朝堂の御前の前で、貴方たちの羽振りの良い生活の、最大のつまずき石が粉砕されるでしょう。」
「これは実現可能でしょうか。」
周大人「公主、これでは十分ではないと思います。」
「周大人、十分かどうか、これを読んでください」と分厚い本を渡す。
「先帝は西方へ去った。」
5人の官僚達「周大人、貴方は今言ったことを肯定するのか?」
「この計画が成功したら、推恩制は排除される。永続的な爵位によって。」
柔嘉公主「自然とそうなるわ。」
*


定王は咳き込み、灼華は心配する。
「どうしてこんなに咳が出るのかしら。」
「多分陛下と口論してからひどくなった。」
灼華「陛下の立場が変わり、自然と彼の展望と自分の角度の考えがあるのよ。貴方は彼と話すときに別のやり方にすべきだわ。その上、陛下は最近特別の圧力を受けて不機嫌になった。だから貴方に八つ当たりしているのよ。でも私は陛下の罰は良かったと思うの。貴方は家で系譜を書き写していて静養が取れたから。越州から帰ってから、貴方はずっと休養が取れていなかったわ。だから身体が十分回復していなかった。」
定王「もしある日、自分が死んだら貴女はどうするか?」
「美形の若い男を見つけて毎日墓参りに行くわ。私がどれだけ可愛いか見せるために。」と冗談で返す。
定王「なんて独特な心境だ。私はどんな勇気のある男が一緒に墓参りに来るのか見てみるよ。」
「もし貴方が勇気ある男がいるか心配なら、ゆっくり休んで良くなって長い間ずっと私と一緒にいて。」
「貴女にはまだ素晴らしい人生がある。私がいなくなっても良く生きるように。」
「なぜ突然貴方はそんなことを言うのですか?」
「ただ骨が弱くなっていると感じるから。」
「もっと体を大事にして。」
「そうする。」

*
紫色の衣の大臣5人が次々と言いがかり。「陛下、上奏することがあります。私は議政王が軍事力を溜め込み天子に無礼をしていることを告発します。」
「陛下、私も議政王が兵権乱用殺戮を発動し、女性を拉致していたことを告訴します。」
「議政王が軍事費を横領していると告訴します。」
「私も上奏します。」
*

定王は、「何かが迫っている。」とマントを着て、外を見る。
「彼女は傘を持って行ったのだろうか?」
*
「兵権濫用、無許可で兵を配備する、虐殺、民と軍事費の略奪、君主に逆らう、叛逆を企てる、議政王、よくできたな。」
灼華「7つの罪は全て一家が申し立てたことです。証拠を上げていますが、彼らの告訴は衝突していて不備です。思慮深く考慮してください。議政王の為に、正義を擁護してください。」
周大人「陛下、臣有本要奏。先帝が崩御した日の宮門の入門記録です。議政王は先帝の崩御前から太皇太后に謁見し、許可なく兵を配備しました。その後誰かが宮門記録を捏造しました。書き換えました。これは議政王の悪意を表すあからさまな証拠だ。私は先帝の死の背後に何か議政王に関係する真相があると畏れます。私はこの記録を手に入れるのに努力は要らなかった。私の甥が禁工軍統領だからです。彼は周到に真相を明るみに出しました。」
「陛下、議政王の行動は叛逆です。彼を重く罰してください。」ほとんどの官僚が合唱して「陛下、彼を重く罰してください。」
灼華「陛下、議政王は国に忠誠です。そんな凶悪な犯罪はしたことがありません。私は提案します。誰か宮門の入門記録を書き換えたのか、調べてください。私は誰かの下心のある動機からの妨害行為ではないかと怕れます。」
周「慕大人、誰もが貴女と議政王の関係を知っている。言うまでもなく、貴方は彼の味方をする。守る。しかし我々は決定的な証拠があるのだ。もし彼が何もしていないなら、なぜ議政王が入門記録を偽造したのか。なぜ記録から、彼の名前だけが消されているのか。」
皇帝「十分だ!」と言って入門記録の本を投げ捨てた。臣全員が跪いて、「陛下、どうぞお静まりください。」
「議政王は冒涜的だ。罪を許すことはできない。禁工軍が尋問のため議政王を天牢に投獄するように。」
*
定王の別宅に禁衛軍が到着した。
執剣「ここは議政王の別院だぞ。」
「我々はもちろんどこにいるかわかっている。陛下の命令で、逆賊劉衍を逮捕する。」
「誰が逆賊だと?」
「議政王だ、もちろん。」
執剣と執墨は抵抗しようとするが、定王は静止する。
「議政王は罪を犯し、陛下の命令で、評決が出るまで地下牢に監禁する。」
「王爺、行ってはいけません。」
「王爺、これは陛下の布告です。逆らうのか?残念ながらもし我々が無理に手を出せば、王爺の顔に傷がつく。」
「これが陛下の命令であれば、私は従う。」
「王爺」「王爺」
「どうぞ、王爺」
自ら連行される。
*
駆けつけた慕灼華は一歩遅く、定王は既に連れ去られていた。
「王爺は?」
「禁工軍に大理寺へ連れて行かれた。」
「王爺が止めなかったら、私は戦っていた。」
「王爺は正しい。きわめて重要な時だから、落ち着きを保たないとならない。」
「でも王爺は逮捕されてしまった。これは屈辱だ。」
「私達は、王爺の潔白を証明しなければならないのよ。」
彼女は執剣と執墨に軽挙妄動を慎み、定王の潔白を証明するよう指示する。
*
手首と足首に鉄輪、それぞれを鎖で繋がれて、地下牢に入った定王。
*
柔嘉公主は皇姑祖に「南宸に何かが迫っています。」
「JiaoJiao、今からでも戻るのに遅くはないわ。」
「貴女は私を思ってそう言うのですか。それならなぜ誅邪剣をくれないのですか。剣の力で、すべての人が私に従う。私の道になる。いいわ、この世界で貴女が1番親しい家族です。貴女を傷つけません。剣がなくても別の方法で帝位に着きます。」
*
周大人「陛下、定王のそれぞれの罪は確かな証拠があります。彼は議政王のタイトルを剥奪して庶民に降格するべきです。」
「私は周大人に反対です。彼は自分の軍隊を持ち、反逆を意図しました。極刑に処して天下万民を納得させるべきでしょう。」
ほぼ全員「賛成します。」
朝廷では大臣たちが定王の処刑を求めた。
*
柔嘉公主は6人の大臣たちに、「最後の瞬間まで油断しないよう。」
大臣達「その通りです公主。」
*
皇帝「これらの証拠を大理寺へ持っていけ。そして議政王がなんと答えるか見てみよう。」
宦官長が、お盆に乗せた証拠の記録を牢まで持って行った。
定王「持って帰りなさい。もし陛下が既に信じているのなら、私の弁明は無意味だ。徒労に終わるだけだ。」
宦官長「陛下、議政王は、弁明は無意味だ、むしろ無言を貫く方が良い。」と回答されました。
皇帝はさらに怒り 「なんて不埒な。私を皇帝としてみていない。」
*
灼華は大理寺(司法裁判所)に来た。
「何者だ?」

「本官是戸部郎中慕灼華だ。」
「誰に用事で来たのか」
「議政王に。」
「詔勅を持っているか?」
「陛下の命令で、議政王は重罪人なので、許可なく誰も面会禁止になっている。」
*
文徳殿
「陛下は私と面会できますか?」
宦官長「慕大人、お帰りください。陛下はずっと公務に多忙で、夜もよく眠っていません。さっき、やっと少し眠りにいたのです。だからお帰りください。」
*


灼華は柔嘉公主の罪を書いて皇帝に訴えるが、皇帝は信じず、証拠を求める。
皇帝「なんて大胆なのだ。朕の姉を批判するのか。」
「私は真実を申し上げます。」
「柔嘉公主が皇太后の暗殺を仕組み、議政王を誹謗中傷し、叛逆を計画しているだと。証拠で証明しなさい。」
証拠がない慕灼華は言葉を失う。
「もし証拠がないなら、どうやって、お前の言うことを信じられるのか?」
沈が皇帝が投げ捨てた、柔嘉公主の罪状書を読む。
「慕大人、貴女は有能で、貴女のコメントはポイントを突いています。ただ貴女のやり方は間違っている。そして貴女は素朴すぎる。陛下が信じられないのも無理はない。」
「沈大人、見たところ、貴方の選択を最後まで貫くつもりなのですね。」
*
文錚楼
「議政王は先帝を毒で殺して帝位を簒奪しようとした。罪は重く公に剥き出しになった。」
「議政王は北涼との長年の勇将で、崇められている人だ。彼は功臣だ。」
「彼の評判は陛下を凌駕していた。だから陛下は彼より影響力が弱いのだ。」
*
「公主、噂が広まっています。」
「噂が回れば、広まるほど、皇帝を殺すことになる。皇叔、お前はもう終わりだ。」
*
慕灼華は何新に相談し、鎮国大公主の誅邪剣が定王の唯一の希望だと知る。慕灼華は策を練る。
「ずっと考えていたのですが、大公主の誅邪剣だけが王爺を救うことができると思う。」
「それを使う計画ですか。」
「私達は大公主が柔嘉公主の屋敷にいるとわかっている。もし大公主が屋敷を出られなかったら、私達は縛られる。」
「確かにそうですね。」
「私に考えがあります。一緒に相談しましょう。」
何新は夜、公主府の庭に忍び込む。
「人影を見たぞ。」
「公主に報告してくる。」
何新が報告する。
「5台の馬車が同時に公主府から出て、違う方向へ行った?なんと頭の良いカモフラージュかしら。」
「力になれませんでした。」
「自責することはありません。公主府は厳重にガードされている。私達が入り込む隙がない。だから私達は、彼女の猜疑心を利用しましょう。そうすれば、彼女は大公主と剣の両方を移動させるに違いないわ。済善堂よ。」
*
周大人「公主の想像は当たっていました。定王は敵として落ちました。彼は我々にとって、何の脅威でもありません。」
柔嘉公主は周大人に、「もう満足したのですか。皇帝はまだ定王を殺す決意を固めていない。そして定王を救おうとする者がいる。私達は、最後の瞬間まで、まだガードを低くできません。」
「公主は何か考えがあるのですか。」
「劉衍は軍から離れて5年経った。しかし京畿大営軍の生き残りが手招きする。彼らは両刃の剣だ。彼らは仕えることもできるが、破壊することもできる。」
*
定王の兵は定王の投獄を知り、定京へ進軍し、定王を救出することを決意する。
「定王を救え!定京に突撃!定王は無罪だ!定王を釈放せよ!」
「定王を救えだと?」
「彼らは反乱を起こそうとしているのか。」
沈驚鴻「陛下、尊敬を持って申し上げます。もっと深刻な結果を防ぐために、彼らを責めるより、暴徒化した軍隊を鎮めることが急務です。」
「何か提案があるか。」
「現在ただ一人だけが問題の根に取り組むことができます。」
「誰だ。」
「議政王です。」
*

「王爺、貴方は真に非凡です。牢の中でも泰然としている。」
「沈大人が初めての訪問者になるとは思わなかった。」
「貴方は驚いていますか、不思議ですか。」
「何か内情を知っているようですね。」
「冗談でしょう。」
「遠回しでなく、単刀直入に話してください。」
「京畿大営軍の兵が定京の門に集まり、中に入ろうとしています。貴方の投獄を知って、貴方を救うために突撃しようとしています。」
「彼らは理由なくそんなことはしない。誰かが背後にいて、そうするように焚き付けているのでは。沈大人、誰が背後にいると思いますか?」
「下官は王爺に兵士たちをなだめ、勃発しつつある反乱を鎮めるよう懇願します。王爺、一刻の猶予もなりません。もしこれが放任されたら、両方が敗者になるだろう。王爺、貴方はそれを望まないと思います。」
「それは陛下の意思か。」
「是」
「それなら、なぜ彼は自分で会いに来ないのか?皆が私を憎み、恨み、誤解する。だから本王はどうでも良い。しかし、私が育てた甥が、私から疎遠になるとは思ってもみなかった。」
「王爺」
「罪臣劉衍は、布告を受け入れます。」
天牢の窓に向かって、定王はお辞儀をする。




定王が門上へ上がる途中、軍兵が尊敬を表し、次々と跪く。






シュプレヒコールをしていた兵達が、定王が両手を上げただけで静まり返った。



「よく聞きなさい。収兵!」

振り翳していた武器を兵達が収めた。
「君たちがしていることは何だと思っているのか。陛下を制圧しようとしているのか?それとも反乱を起こそうとしているのか?君たちは、自分たちの身分が何かわかっているか。侵略者なのか裏切り者なのか?君たちは自分たちの義務職責をわかっているのか。それは城を守ることか、それとも内乱を起こすことか?
私は君たちが、私を救おうとしたことを知っている。しかし、君たちは南宸の兵士であって、私の士兵ではないのだ。南宸の人民に提供するのが職責で、私に奉仕することではない。君達は南宸と人々のために戦うべきで、私の為に戦うべきではない。更不能因我er内戦。朝廷への信義を私のために破るべきではない。朝廷に背くことなかれ。解散しないと、南宸は混乱に陥る。君たちは、劉衍の私軍隊ではない。君達は、陛下と南宸の軍隊である。心に留めなさい。私は、君達の犠牲に値しない。私は罪人の身である。除名されるだろう。しかし今、勅令に背くなら、君達も有罪になる。君たちが有罪であるだけでなく、家族まで禍が及ぶ。もし君たちが、まだ私を高く評価するなら、旧情があるなら、南宸を守れ。」

*
「沈大人、まだ何か用事があるのか。」
「下官は、南宸の人民に代わって、王爺に感謝申し上げます。」
「虎の威を借りる男の口から出た言葉だ、実に滑稽だ。」
「王爺が信じようと信じまいと、私は貴方に敬服してきました。しかし、穏やかな政策は、今の南宸には効果的ではありません。」
「それなら君と柔嘉の冷酷なやり方はもっと国に適しているのか?」
「少なくとも、世家の権力は弱められます。」
「確かかね?周次山は、まだ兵部尚書の大臣をやっていて、周家から多くの官僚を出し、朝堂上で水を得た魚になっているではないか?」
「しかし彼女は先帝とも陛下とも違う。それはまだ我々が、周次山から助けが必要だからです。彼女は最後にはそれらの世家を全部徹底して取り除くと私に答えました。」
「沈大人、今言ったことが滑稽だとわからないのか?同じようなことをやっているのだ。君たちがやっている時は、自分たちが忍耐があり、控えめだと思っていて、他人がやる時は、凡庸で遅いと思っている。何がお前を動揺させているのか。自分を欺くのか。現在南宸は脆弱だ。それがお前の望みか?もしそれに答えられないなら、それとも敢えて答えないのか。」
*
文徳殿
沈「陛下、兵変のこと、議政王は既に平定させました。」
大臣「陛下、反乱鎮圧は功労です。」
大臣「議政王は平和的に兵を収めました。それは陛下への忠誠を表しています。議政王は以前国のために遠征をして戦い、怪我を負いました。大理寺の牢は湿って寒い。彼の体調は更に悪くなるでしょう。」
沈「陛下、議政王の顔色は青白かったのを見ました。あまり体調は良くないでしょう。」
皇帝「その場合は、、、」
周大人「陛下、門前の兵変は、反乱の原因です。彼が上城楼に登ったら、全ての兵はすぐ彼に従い、反乱はすぐ止まりました。それは悪意のある影響では?兵たちは、陛下より議政王を好んでいるのです。陛下。」
「どうできるのか?彼はどれだけ大胆なのだ!」
「陛下、周大人はミスリードしています。危言です。」
「彼は長年軍隊を訓練してきた。しかし軍隊が奉仕するのは誰にだ?答えろ。」
周大人「陛下、議政王をどう処置しますか?」
「結局彼は国に貢献してきた。毒酒を飲ませる。私は彼に速やかな死を与える。」
*
宮廷の庭で柔嘉公主と皇帝の母后がお茶を飲んでいる。
「気をつけてください、熱いです。」
「好」
「琛児、ひどい顔色ですよ。どこか悪いのではないか?」
皇帝「母后心配無用です。私は大丈夫です。ただ母の粥を一口食べたいと思っただけです。」
「いいわ、今から準備します。」
「陛下、大丈夫ですか?」と咬がお茶を注ぐ。
「皎、朕は今、彼に毒酒を賜った。」
「誰に?」
「皇叔」
「陛下、いつしたのですか?」
「そうするつもりはなかった。しかし他の選択がなかった。」
柔嘉公主は跪いた。
「結局皇叔は私達の叔父です。私は最後に別れの挨拶をしたいと思います。」
「行って良い。私の代わりに別れの挨拶をしてくれ。」