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袖の丈詰め

2022.7.29の記事で、メンズの麻のドレスシャツにポケットをつけて庭作業用にした手芸作品を載せました。1年着てみて、カフス6cm幅を毎回折り返して着るのが暑苦しいと思ったので、リフォームしました。麻100%のブラウスは、なかなか売っていません。婦人売り場だとあっても無地で、15000円はします。布地で購入しても、1m3千円はするので、メンズのドレスシャツを利用するのはなかなかお値打ちで気に入っています。セールで半額で6千円くらいで購入したものです。袖丈を詰めるのは面倒ですが、やはり着心地は良くなりました。接着芯は、メンズの方が固いものを使っているので、それを取ったら、いい感じです。ポケットに使用した布地は、全てリバティプリントタナローンです。メンズは流行のない形と柄なのが良いですね。ブルー系で揃えたら、とても合わせやすいです。ピンクやラベンダー色も売っているのも良いです。

今試作しているのは、メンズドレスシャツ2枚を合体して、前開きのワンピースにしようというものです。麻のしゃりっとした清涼感が好きです。37度とか異常に暑い時は、長袖の方が涼しく感じられます。砂漠と同じです。そうすると、肌にまとわりつかない麻100%衣類は王者です。

庭仕事するのには、涼しくて重宝しています。蚊に刺されにくい長袖で、首周りも万全。あとは手袋と網がついた帽子をかぶっています。顔を刺されると、とても不便なんです。

全ての工程の写真は撮っていません。備忘録に書いておきます。

1)カフス部分を解かずに、ハサミでカフスを丸ごと切り落とす。

2)袖口から約8cm更にカットして袖の長さを短くする。

3)袖口に2cmから2.5cmの幅でプリーツを2本寄せて、そこだけ手縫いで固定する。2.5cmと1.5cmのプリーツ2本でも良い。プリーツを寄せて、約20cmの周囲になるようにする。

4)切り落としたカフスの先を1cm切り落とす。

5)カフスの内側の固い接着芯をできるだけ剥がす。カフス周囲の長さも約2cmカットする。

6)カフスを約5ミリの幅で内側に折り返して、袖口にしつけ糸で仮縫いする。カフスの幅は、約3cmです。2cmだとよりドレッシーになります。

7)試着してみて、サイズを確認。

8)ミシンで縫い付ける。

9)カフスにボタンを付け直す。

10)胸ポケットをつける。ポケットの位置は、元の位置より3~4cm上の方が良かったなと思いました。面倒なのでやり直さないですが。ギンガムチェックのシャツは、小さめのMだったので、ポケットの位置も自分に合っています。

こちらは透けないので、ポケットは元からついているもの1つだけ。これは麻入りでなくて綿100%ですが、配色が涼しそうで好きです。襟は取って、スタンドカラーにしました。