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蚊除けのモンペ

庭にホースで水を撒いたり、雑草を取るたびに悩ましい蚊。そこで、いかに蚊に刺されないかの服装を調べました。まず蚊は黒、濃紺など濃い色の服装の人を刺し、反対に白、白っぽい色が分かりにくいとか。色は薄い色、長袖、長ズボンは必須です。首元までボタンをしたユニクロの麻100%のシャツブラウスを着て、袖口のボタンは奥に縫い直して、手首にピッタリつくように着ます。そしてズボンが肝心なんです。裾幅の広いズボンでは、裾からいとも容易く、蚊は下半身を刺しまくるので、スパッツ的なものか、もしくはモンペが最適と思いました。

自家用涼しいモンペの作り方は、超簡単で、手持ちの長めのズボンの裾の内側に、ハサミで5ミリほど切り込みを入れ、そこから5ミリの細いゴムを通すだけ。あっという間にモンペ完成。ただ、ピッタリサイズではなく、元々丈が長めのが理想的なんです。しゃがんだ姿勢の時に楽だから。そこで、新品を買う場合、1サイズ上のものを買います。女性用Mサイズを普段着用の方は、LサイズかメンズのMサイズを買うとピッタリ。メンズのパジャマ、リラックスウエアのあたりがお薦めです。理由は、メンズはチェックかストライプが多く、色もオーソドックスなブルー系が多いから合わせやすいし、流行もなくシンプルだから。婦人売り場だと、この柄は好きじゃないという色や柄が多くて買えないことが多いですし、綿100%も探しやすいです。あとはメンズだとポケットがついていることが多いので、ちょっとそこにティッシュやビニール袋など入れて、作業するのにも便利。社会の窓は無視です。その格好で、外を歩くわけではないから。以前は、そこをわざわざ解いて、縫い直したりしましたが、最近はもうそのままでいいことにしました。メンズパジャマを利用する場合は、上着の袖口にもゴムを通します。テーラーカラーの場合が多いですが、1番上までボタンを止めて、その上にもう1つスナップをつけたりして、首元も狭くしました。もしくは、ガーゼの手拭いを首に巻いても良いです。

メンズ売り場にて、チェック柄で涼しいサッカー布地の、くるぶしから20cmくらい上の丈のパンツをセールで買っておいたものがあり、そのままの丈では蚊に刺されてしまうので、そこに着ていなかった半端なガーゼチェック柄のパジャマの肘から下をカットして、繋ぎ合わせてみたら、ピッタリ合いました。上はブルー系チェックサッカー布地、下は紺白のギンガムチェックの二重ガーゼ布。まぁいいのでは、と。埴輪でこういう感じのズボンを履いた貴人がありますね。繋ぎ合わせるのはちょっと面倒なので、1枚で裾にだけゴムを通すのがお薦めです。でもリサイクルとしては、押し入れの不用品が使える品になった満足感はあります。

カステラの箱に、提灯ブルマの長いのみたいなズボンを履いているポルトガル人のイラストがついていたりしますが、ワイドパンツの裾にゴムを通したら、あんな感じになりますよね。それはまだやってみていないんですが。とても笑えるシルエットになりそうで。

効果はバッチリでした。モンペで足首から蚊は入れないし、モンペと靴下で、素肌が露出しないように着たら完璧に刺されませんでした。手も綿100%の手袋か、軍手をしたら完璧です。夕方は、蚊が出没する頻度が高いので、網のついた帽子(首の下まで、網があるタイプです)を被ると無敵です。