敦煌の飛天の壁画です。右上に雁?がいます。そこで思い出したのが、李寧煕さんの本。
「日本語の真相」李寧煕 1991 文藝春秋社
1990年3月、 法隆寺の金堂釈迦三尊像の台座に墨書文字と墨画が見つかった時、古代韓国語と日本語に堪能な李さんに解読の依頼が舞い込み、解読した結果が書かれています。宗像や陸奥、ザクザクも古代韓国語であるとか、面白い本です。
百済から来た仏画師か、造仏師、しかも棟梁格の人物が、絵も文章も書いたと思われるそうです。この絵も、敦煌という遠いところに来た絵師が、フラストレーションの解消に、いたずら書きをしたものなのだろうか?と思うと可笑しいです。
同じく敦煌の飛天、この右上の、アマビエのような鳥は、何を表しているのでしょうか?鳥の下に、漢字が4文字書かれていますね。風刺とかいたずらの意味が入っているのかもしれません。