クリスマスのお菓子といえば、ドイツのエリーゼンクーヘン、フランスのパンデピスが大好き。甘いものをやめた今となっても、こういうのは食べたくなります。エリーゼンクーヘンも、パンデピスも、どちらも中身はほぼ似ていて、八角、丁子、シナモンをきかせて、黒い蜂蜜をたっぷり使った、粗い感じのスポンジです。エリーゼンクーヘンは、薄い砂糖かけを表面にしてあり、ナッツなどが載っています。パンデピスはデジョンやアルザス地方が有名と思いますが、3ユーロくらいで、プレーンなパンデピスはモノプリなどのスーパーで売っていました。郷土菓子だから、やはり地方の老舗のは材料の蜂蜜などが違うのだと思います、特別に美味しいです。
一昨年くらいまでは、エノテカでブルゴーニュの老舗ミュロ・エ・プティジャンのパン・デピスが売られていたのですが、今年はありませんでした。残念すぎます。恐らく、飛行機代が高すぎて、採算が取れないとなったのでは。GIENというフランスの陶器店なども、飛行機代高騰で、ティカップなどの商品が昨年から値上がりしています。
フランスの老舗のパンデピス店はこんな感じです。
恐らくフランス在住の方の、手作りのパンデピスの作り方
このお菓子の先生のブログは、フランス郷土菓子など情報満載で、楽しいです。
元来の老舗パンデピスは、蜂蜜たっぷりで、周りもジャムのコーティングとかもなくて、スパイスのパンという呼び名のとおり、蜂蜜とスパイスのパンなのですよね、ケーキではなくて。だから1分くらいトーストして、チーズを乗せたりするととっても美味しいのです。
この老舗のパンデピスが食べられないので、レザベイユのパンデピスを通販で購入しました。お味は、フランスの有名店だけあって美味しいのですが、そのサイズの小さいことと値段に驚愕しました。今までの一般サイズの半分で、値段は2倍。でも安くて美味しくないのもショックなので、良いこととします。
www.lesabeilles-minamiaoyama.jp
このでかパンをカットして、売られています。