好きなもの、心惹かれるもの

本、音楽、陶器、織物、手芸品をご紹介します。

今年の所感

先週、突然ノートパソコンが壊れて、画面は真っ黒、もはやただの箱状態に。思い当たるのが、数週間前に1度、50cmくらいの高さから、PCを木の床に落としたこと。壊れたなら仕方あるまい、なしで過ごそうか、としばらくほおっておきました。年の瀬に、混んでいるところへ出たくないし。

昨日、ひょっとして生き返っているかも、と思って電源を入れようとしたら、苦もなく、元のページが出てきました。あらまあ!おめでたい。やはり画面がある程度あって、両手でタイプするのが楽ですね。

今年は、今までの断捨離に輪をかけて、捨てて、捨てて、捨てまくりました。お高いステンレスの、2万円するお鍋、高かったけどあまり着なかった服、譲られた着物や帯で、好みではないもの、バッグ類、ただ持っていてもお邪魔なものたちなどを、徹底して捨てました。またエプロンなどの日用品や、なんだかこれはもう見たくない、嫌というほど着たわ、という普段着も捨てました。捨てていると、どうして今まで、これを握っていたのだろう?と感じるのです。物のメンテナンスにかける時間を、別のことに使いたい。

あとは紙類、書類もなるべく捨てたいです。埃になるだけですし。写真は、流石に躊躇しますね。ポイポイ捨てるのは。でも以前に減らしました。ここ10年は、ほとんど撮っていません。

捨てて良かったことは、まばらしか物がないと、当然探しやすいこと。あーら、こんなところに探していた物があったわ、と物の影から、探し物が出てきたり。そして、お掃除がしやすいこと。女性のスーツって、絹やウールの高級品でも、結婚式やそれなりのイベントがないと、とことん着る機会がないのが困りものです。

これを着ている自分が好きか、元気が出るか、楽しいか、というのが基準だそうで、いくら元が高くても、今、それを着てもときめかないなら、持っていても仕方がない、というわけです。

あまり外に出なくなると、本当によそ行きの服って必要がないですね。むしろ、着心地の良い、綿やウールの普段着が欲しい。気持ちの良いスリッパとか。

来年は、大豆から納豆を作る、スパイスから揃えてカレーを作る、着物を着てお出かけ、などゆったりと時間をかけて過ごすようなことをしたいと思っています。着物は何年も着ていないので、帯を一人で結べるかどうか。youtubeなどを見ながら練習しないと。