好きなもの、心惹かれるもの

本、音楽、陶器、織物、手芸品をご紹介します。

やましたひでこ

やましたひでこさんといえば、断捨離の主唱者で、達人というイメージでした。本もいくつかは昔読みました。ちょうど昨日、以前よりたくさんの動画が出ていたので、まとめて家事をしながらラジオのように聞いていました。とても良いと思います。

沖ヨガって初めて聞きましたが、ヨガと高野山の宿坊のシンプルさに感動して、断捨離のきっかけになったそうです。そして、育った環境として、母親が片つけられない人であったことから、非常に居心地が悪く、自分の居場所もなく、24歳で結婚されたとのこと。

家は体を映し、心も体を映している。物の多さが、詰まりになっている。人が食べて、排泄が不可能になったら死ぬように、家に物を詰め込んで出さなければ、詰まりすぎで人の健康も失うというご指摘は、全く同意です。

また物との関係性を問い直すキーワードとして、自分軸と時間軸を上げていらっしゃいます。他人軸で生きるのか、自分軸で生きるのか、というご指摘。洋服だけでなく、趣味のものや書類の断捨離についてのご指摘。例えば活字になったものに弱く、大事なものという意識になってしまい、学校のお便りまで捨てられない、給与明細が捨てられない、などいろんな例を出されています。そして物と自分の関係性は、時間と共に変わる、という時間軸。確かに、以前はあんなに素敵に思っていた服やイラストが、今見ると、今の自分には合わないとか、前よりも素敵に思えなかったりします。

物の量が、空間の中に多すぎる、それが詰まりであり、やる気を失う。ごもっともです。家族に一人でもその詰まりに無関心無感動のメンバーがいると、かなり大変ですね。

出せば、入ってくる。というのはよく聞きます。私も断捨離歴が何年かになって、新年はとりわけ綺麗にして迎えたのですが、正月明けも捨てています。すると、前から欲しいけど、もう廃番になって製造されていないと思っていた、台所用品をネットで見つけました。以前も、倒産して?会社はなくなり、地方の小さいお店に残っていた琺瑯の台所雑貨を購入できたことがあります。

私にはお金がなくて、また購入する力がない、とか、もう売っていないから勿体無いから捨てないという選択肢ではなくて、先に捨ててしまうと、後からまたその欲しかったものが手に入る。また買える自分であることを信頼して、古い不用品を処分する。という山下さんのやり方は、苫米地英人氏のやりかたにも似ている気がします。まだ買える自分が、コンフォートゾーンなのかどうか。やっぱり買えない自分の方が、コンフォートゾーンなのか。

やましたさんは、指宿に引っ越されているようです。毎日温泉!砂風呂っ!いいですね。動画を見てから、さらに私も捨てて、仕舞い込んでいた飾り皿を出して、愛でています。

f:id:MeinFavorit:20220326143608p:plain

 

www.youtube.com

www.youtube.com

www.youtube.com

www.youtube.com

www.youtube.com

www.youtube.com

www.youtube.com

www.youtube.com

www.youtube.com

www.youtube.com

www.youtube.com