浅田真央さんが、絶対に金メダルを取らないように邪魔されているらしい、という話を以前ネットで読んだものです。ソチに行く直前までは、中京大のスケートリンク、もしくはタラソワ元コーチの計らいでロシア国立スポーツセンターに当たる施設の使用許可ももらっていたので、そこで調整したかったのに、スケ連にアルメニアの砂混じりのひどいリンクで直前練習を強いられたり、空港で韓国の多勢のメディアに囲まれて、身動きとれず、日本人二人のメディア関係者が助け出したと読んだ記憶もあります。菩薩と渾名される真央さんも、「スケ連ってなんなんですかね」と思わずぽろっと本音を出したことも。アイスダンスで世界チャンピオン5回に輝くパパダキス&シゼロン組が、五輪で衣装ハプニングで銀メダルになった時も、変だな、と感じました。
以前も日本人がスキージャンプ競技等で金メダルを取ると、競技ルールが変更されて、日本人に不利になったとか、何かとそんな記憶があります。
今回、高橋大輔選手のアイスダンスで、小松原&コレド組を7点上回る点が出たことで、これまたアイススケートファンの間で話題になっていました。北京冬季五輪に出る日本のアイスダンスは1組しか枠がない。高橋選手のダンスの上手さは定評があり、立っているだけでも雰囲気を出せる方。実際に一旦引退後、ダンスの舞台に何度か出られています。一方小松原&コレト組がカナダでコーチに指導してもらいたくても、ビザが出なくて行き来できないとか。米国人だったコレト氏は、結婚により国籍を日本に変えるなど、協力的だったとか。
アイススケートペアで、マービン・トランと組んで、世界選手権銅メダルを初めて取った高橋成美選手を思い出します。カナダ国籍のトランとでは、五輪に出られないので、なんとかしろ、と某連に言われたらしい?結局コンビを解消し、別の日本人選手と組んだりしましたが、その後は引退されたと思います。五輪が絡むと、選手は悲喜こもごも、大変だなと思います。今見たら、高橋成美さんは、今年6月日本オリンピック委員会の理事に選出されています。
さて、小松原&コレド組と高橋&村中組の演技を見てみましょう。綺麗な動画が探せませんでしたが。高橋組もうまくまとめていますが、やはり小松原組の方が、リフトの数と種類が多く、リフトがスムーズでスピードがあるかな、と思います。もう1年あれば、高橋組が追いつくかもしれません。
久々に見た、パパダキス&シゼロン組。相変わらず優雅な演技と、不安定なポーズでのリフトの多さに圧倒されます。このペアも、パパダキスはフランス、シゼロンはカナダで調整していて、二人で滑った期間がとても少ない今期で、世界選手権は棄権するそうです。
ジュニアの頃のパパダキス&シゼロン組が可愛らしい。シゼロンは、子供の頃から現在まで一貫してスケートが抜群にうまいし、男性だけど足を120度くらい上げるとか、ポーズの見せ場を持っているところがすごいですね。
ジュニアでもこれだけリフトが入るんですね。
不安定な状態での演技が必ず入っています。
リフトもどんどん位置が変わっていく
スタイル抜群なので、ポーズがとにかく決まる。歴代のアイスダンスチャンピオンの中で、1番バレエっぽくて好きです。