若き天才、23歳滝廉太郎が、結核で余命少ないことを知り、無念を表した最後の作品だそうです。小原孝さんというピアニストは、今、知りました。滝廉太郎が世界的に知られた作曲家ではないので、いわゆる巨匠がこの曲を弾いたyoutubeはありません。日本人ピアニストの数少ないyoutubeの中で、小原さんの柔らかいタッチが、繊細な廉太郎にふさわしい。一番切なさが表現されていて、素敵でした。悲しい、美しい小品です。
東京芸大卒の後輩、黒岩航紀さんが弾く憾も良かったです。
前田勝則さんも良いです。この方は、左手の伴奏をアレンジされているようです。