20年も前だったら、なんでも病院へ行って、言われるままに手術や服薬をする方は多かったと思います。自分が歳をとるにつれ、親族の亡くなり方、知人の様子を見聞して、あの手術はしなくても済んだのでは、とか、思うようになりました。
以前、某保険会社が、癌で余命どれだけという医師の診断書があれば、死亡保険金を生きている間に半分だったか受け取れるというのがありました。そして、それをもらって冥土の土産に世界一周旅行へ行って楽しんで帰ってきたら、癌が消えてた。というエピソードと、そういうケースが増えてきたので、保険会社がそのサービスを中止した、とどこかで読んだのです。
また夫が医師、妻が看護婦というケースを2組知っていたのですが、奥様から、風邪では病院へは行かない、風邪薬は飲まない、抗生物質はなるべく飲まない、と聞いていました。
最近でも、知人の家族が、白内障で手術を勧められ、十万人に1人の症状で云々と脅されて受けたけど、親族の集まりで、同じ症状の人が何人もいたから、単なる遺伝だったという話を聞きました。私が読んだ本では、今のこの現実を見たくない、という思いがある人は、白内障や緑内障になりやすい。と書かれてあり、うーむ、そういうこともあるのかも、と思いました。
大体、介護とか仕事のストレスで、にっちもさっちも行かず、甘いものを食べて紛らわせて我慢の挙句、病気になるケースが多い気がします。それが人によっては喫煙だったり、お酒だったり、大食だったりの違いで。その時は、他に解決策が思いつかず、現状を我慢して耐え忍ぶけれども、体が悲鳴を上げている。その我慢とは、自分が何年も苦しむ病状を出すほど、本当に必要なことなのか?体と相談して、遠慮なく打開策を探した方が良かった、と今では思います。
しかも、甘いものが実は大変に、体に負担をかけるものであることは、あまり知られていないように思います。私の場合は、それに加えて、乳製品と小麦粉製品を、今回キッパリやめました。牛乳とヨーグルトは飲んでいませんでしたが、チーズは好きでした。どうやら小麦粉アレルギーがあるようなのです。クッキーやケーキ、お煎餅のみならず、お麩、素麺など和食の小麦粉も避けるとなると、なかなかに面倒ですが、やめてみると、症状が良いようなのです。
歳をとったから、不調が増えるのか?と思っていましたが、そうではなくて、無理をかけたり、体に悪いものを長年入れていたからこそ、不調が創造されてきたのだとわかりました。どれだけ体に良いものを食べていても、ストレスが大きければ、やはり体調、免疫は下がらざるを得ないそうです。心の問題ですね。嫌だ、もう耐えられない、という本心を抑えて、耐え忍ぶ、自分の心に反する生き方をしていると、体に不調が出ました。我慢が美徳になっているのは、古いドラマ「おしん」でもそうでしたね。ああいうのを引きずっていたんだなと思います。最終的には、区役所で福祉事務所の相談窓口を教えてもらって、解決できたのです。あと1年でも早く相談していたら、全くダメージが違いました。自分が死ぬほど我慢しなくても。
毎日取ると良いものは、こんにゃく、海藻類、玄米、小豆や大豆、梅干、ニンニク。避けると良いものが肉類、赤身魚、甘いもの全て(黒糖と質の良い蜂蜜はOK)、乳製品というわけです。ニンニクは、スライスして、樽で製造された良い醤油をひたひたにガラス瓶に入れて、冷蔵庫で保管。3か月以上経つと、醤油色になるので、それを2片くらい食べます。ニンニクを焼いて食べるのも良いらしいのですが、こちらはまだ試していません。
今回、今まで購入した医師や自然療法の本を10冊ほど通して読み直したら、やはり共通して、ストレスほど病気になる原因はないこと、心の問題を解決しないと、不調も治らないこと、甘いもの、添加物、農薬等、体に優しくないものはなるべく入れないこと、と書かれていました。わかっちゃいるけどやめられなかった、たまに買う高級お饅頭やスパイスケーキなど、この不調を繰り返す原因になるなら、もう十分に堪能したからやめよう、と思えたのです。甘いものに依存したり、中毒になっていたと思います。密かに、その甘いものが、自身の体を蝕んでいたなんて夢にも知らずに。今後は、体や臓器に無理を押し付けていないか、体の声を聞きながら、行動したいと思います。
東城百合子さんの著書は10冊ほどあって、料理だけの本もいくつも出ています。東京都世田谷区成城に本社があり、料理教室や、お灸の実演などもあり、以前興味があった時に行っておけば良かったなと思います。自然療法をされる方なら、バイブルという感じの、「家庭でできる自然療法」は、アマゾンでも楽天などの自然食品店でも売っています。
下記の中医学を学んだtomomiさんのブログとyoutubeも良かったです。