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「日本の起源は日高見国にあった」

天孫降臨とは何であったのか」田中英道著 勉誠出版 2018

 

この二冊の本は、半分は重複していますので、どちらかを購入すれば良いと思います。

まず卓見だと思ったのは、天降るのは、海降るである、と書かれたことです。天も海もアメと読みます。空から垂直に降りてきたのではなく、海路で鹿島神宮から大船団で船出をして、鹿児島に向かったのが天孫降臨だというわけです。東国の方が、古代は先進国だったそうです。

現在でも鹿島神宮のそばに、高天原という地名が3か所あるそうです。神武天皇の頃に鹿島神宮香取神宮は創建され、伊勢神宮はもっとあとにできていること。香取神宮には、天降神社という末社があるそうです。鹿児島には天降り川があるとか。

東半分は既に平定して日高見国として関東東北を治めていたので、西半分を平定すべく、ニニギを遣わした。隼人も熊襲も元は関東から連れて行った武人たちだったとか。

田中先生の説は、ヲシテ文献神代文字は一切考慮されていないのが残念です。それがあればアマテラスは男性神であることになるのでは。また、古代に文字がなかったと書かれていますが、神代文字が神社にたくさん奉納されていることをなぜ言及されないのか不思議です。それ以外は、かなり良いと思います。

 

田中教授は言及されていませんが、天降神社は、糸島と大島にもありました。

最後の記事に書かれていたメモ:

降神社(あまふりじんじゃ) 古代史研究家の内倉武久氏によると、九州には天降を名前にした神社が多く、糸島半島の伊都地区には11社を確認している。鹿児島や宮崎にもあると紹介している。筆者は筑豊で3社を確認している。

呼び名はさまざまで、「あまふり」「てんこう」「あまくだり」「あふり」「あまおり」「あもり」で、川崎町の天降神社は「あまふり」である。

この二本の柱にしめ縄の鳥居ですが、このタイプが1番古いものだと読んだことがあります。

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とても小さな神社ですが、菊の御紋がついていますね。

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