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高句麗の石垣

以前集安の高句麗時代の古墳の壁画を見ましたが、同じ記事に山城の城壁の写真がありました。以下の2枚しかありませんが、どう見ても、日本の城の石垣と瓜二つですね。

 

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高句麗遺跡の中で、要塞は壁画の墓と同じくらい価値があります。中世戦争では、 主に遠隔射撃兵器が使用され、要塞は最も重要な防衛施設の1つと見なされていました。どの国も要塞を建てましたが、高句麗は耐久性のある石の壁を作る技術で有名でした。これまでに数百の要塞が高句麗に属すると確認されており、そのほとんどが山の要塞です。それらは通常、いくつかの谷に囲まれた、水資源の豊富な地形に建てられました。 そして山の尾根は、多くの人々を収容し、長い戦争に耐えることを可能にしました。高句麗様式の壁の建設は、レンガの敷き方がうまく切り取られて連結された石のサイズによって特徴付けられ、防御能力が大幅に向上しています。この種の要塞は、前部からより遠い後部領域までの戦略的に重要なポイントに構築されます。高句麗の要塞は、高句麗が約1000年間、東洋で最も強力な封建王国の1つになることを可能にするために不可欠でした。

Preservation of the Kogryo Kingdom Tombs

http://whc.unesco.org/uploads/activities/documents/activity-275-1.pdf