好きなもの、心惹かれるもの

本、音楽、陶器、織物、手芸品をご紹介します。

ボツになった「マイフェアレディ」の衣装

1964年My Fair Ladyの衣装には、ユベール・ド・ジバンシーはノータッチでした。こちらのブログ様が、採用されなかった多くのドレスをオードリーが写真に残したいと望んで撮られたと沢山ご紹介されていました。すんばらしいものや、なんでこれ?と思うようなデザインもありますが、オードリーはデザイナーの努力を何かに残したいと思ったのでしょうね。いくつかは見たことがありましたが、全然見たこともないデザインの写真もあって面白いです。そして、どんな奇抜な服でも、オードリーは着こなしてしまうところが天才的です。スタイル良し、美人、姿勢良し、どんなポーズも決まる目力あってこそ。

cahiersdemode.com

この前面ウエストあたりにどでかいおリボンがついたドレス、なんとマルグレーテ女王とルクセンブルグのマリア・テレサ大公妃がお召しの写真があるのですよね。これと全く同じではないですが、縦に太い共布のリボン。

この姿でアスコット競馬場のシーンを撮ったら、お笑いになってしまうのでは。

謎のウエアですが、似合っています。

布はカーテン布地?

こちらが採用されたドレス

この街着もとてもお洒落だと思いました。

このライラック色のドレスの貴婦人を演じているのは、本物のロスチャイルド夫人なのだそうです。完璧なオードリーのカーテシーが美しい。

めっちゃ嬉しそうなレックス・ハリソン。誰からのお手紙を持っているのかしら。