はせくらみゆき著 徳間書店
量子力学の視点で、お金と現実化について書かれています。
以前小林正観氏の著書を読んでいたころ、ありがとうを10万回言い続け、その期間、一度も不平不満愚痴を言わなかったら、望みが叶うような出来事がやってくるという話がありました。
良いことも悪いことも、どちらも受け入れる。不運だったことや、理不尽だと思われることにいつまでも執着しない。ふ〜ん、そうなのね。と流して、こうありたい未来、こうなって欲しいことにイメージを集中する、あたかも、その望みが叶った世界にもう暮らしているかのように暮らす、とか読んだ記憶があります。なかなか腑に落ちなかった部分があったり、ありがとうだけで暮らせなかったのですが、また挑戦してみようかなと思います。
不満や我慢を溜め込んでいると、顔つきが暗くなるので、やはり正当な不満なら、正当に抗議やクレームを爽やかに言って出した方がいいと思います。心の中も断捨離して、いつまでもウジウジと過去の出来事で心を乱されたりしたくないし、ふとかなり昔の嫌な思い出を思い出してしまうこともありますが、お香を炊くとかアロマエッセンシャルオイルを炊いて、いい香りに包まれて、浄化したいと思います。不満を溜め込むって、心の便秘ですよね。ちゃっちゃと気分転換できるようになろう、と思います。海へ行って叫ぶでも良いし、好きな音楽やコンサートで心洗われてもいいし。美醜というより、雰囲気が、清廉とか爽やかかどうかは、運と関係が大いにあると感じます。
あとは、ある、持っていることに気がつくこと。必要な時に、必要なものが入ってくるなら、ずうっと握って持っていなくてもいい。自分に何かを生み出すことができるなら、常に口座にお金がドーンと入っていなくても大丈夫なんですよね。そういう人を見て、それってエコだなと思いました。だって、やたらと持っていないから税金があまりかからない。必要な時だけ働けば良い。グリム童話のような感じですが、実際にそういう暮らしをされている方もあるんですよね。
お金とは、私自身である。
自己肯定感が低いと、お金も入ってきにくい。
想いはエネルギーで表れが物質。
エネルギーは波で、現実は粒。波は瞬時に粒になり、粒は瞬時に波になります。
p63
今、あなたがどのような想いでいるのかが、粒となり、現実となる。
あなたがあなたのことを愛して、認めて、大好きになればなるほど、あなたから発せられるエネルギーも増大して、結果として高い現実(望む現実)を表しやすくなるのです。
自己肯定感が低くなると、色々と頑張ってしまう自分が表れます。誰かに褒められたり、認められなければ、自分の価値がないと思ってしまい、必要以上に学歴や地位にこだわったり、いつも何かと戦っていないといけなかったり。
かけがえのない自分に対して、「よく頑張っているね、素晴らしいね、大好き!」といった想いと言葉をかけてあげることで、あなたの細胞もホッとして喜び、全力であなたのお役に立てるよう、応援してくれるのではないかなと思います。
p66
私には自信がない。→お金に対して不信感を抱いている。
私は自分のことが好きじゃない。→お金を嫌がっている。
私には価値がない→お金の価値をあまり認めていない。
私なんて無理。→こんな私だから、お金なんてあまり来ないはず。
という宣言を、潜在意識に刷り込んでいたことになるんです。
お金の秘密は、お金=自分 です。
ありのままの自分のことを、そのまま認めて愛してあげること。たとえ好きじゃなくても、まあ、いいか、と流せるようになること。そうすると、自分自身にかけていたブロックが少しずつ外れて、本当の自分であるいのちの部分が顔を出し、内から光り輝いてくるのです。
p72
エネルギーには高い低いがあります。不満、不足、虚無、怒りや嫉妬、憎しみなどのネガティブなエネルギーは濃密で重く、充足、愛、喜びや楽しさ、情熱といったポジティブなエネルギーは軽やかで波動が高い。軽妙で整った振動の場でいる(ポジティブなエネルギー)と、望む現実が現れやすい。
p201
私は今、満ちている。
私は今、愛されている。
私は今、愛でいっぱいだ。
と自分に言い聞かせて、足りないと感じる状態から、足りていることに気がついていく。
欠乏から充足へ潜在意識が書き換えられると、
お金は今、満ちている。
お金は今、愛されている。
お金は愛でいっぱいだ。となります。
不安、欠乏、恐れ、という心の曇りが取り払われると、自然と豊かさに導いていかれます。
p205
現実化のしくみは、あなたが欲しいものが表れるのではなく、
あなたのようなものが表れるのです。いわばあなたは強烈な磁石なのです。
自分と同じものを惹きつけ表すというのが現実化のしくみです。