好きなもの、心惹かれるもの

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地方の覚醒

「グローバルの終焉、ローカルの覚醒」というカンブリア宮殿という番組の録画を見ました。これからは地方の時代、ということは、本当にそうなのだと思います。東京だけに集中したのは過去の話になると思います。

https://tver.jp/episodes/epxrootiyt

 近江八幡の街並みに風情が残っていて、一度訪ねてみたいです。

たねやという和菓子店は知っていますが、ラ コリーナ近江八幡というテーマパークのような場所は、初めて知りました。たねや社長の山本昌仁氏は、僧侶のような雰囲気を持った方ですね。この方、中学で学校教育を終えられているのがユニークです。逆に言えば、大学まで行かなかった、高校すら行かなかったことが、ここまでの信念を持った生き方になっていらっしゃるのではと思いました。ご自身の実地体験のみで、社長として、ここまで成功されているのがすごいです。大学へ行くのは当たり前のような風潮も、今後は変わっていくのでは。

もう一人のゲスト雨風太陽社の高橋博之社長が始めた、ポケットマルシェも初めて知りました。一度お取り寄せしてみたいです。果物など農産物は、お取り寄せをあれこれしていますが、ポケットマルシェはまだ未体験。

以前は、デパートの催事で、北海道展とバレンタインデーのチョコレートの催事は毎年のように行っていましたが、10年ほど前にやめました。今はオンラインで、何でも購入できるので、混雑の中、デパートまで出向く必要もなくなりました。世界のお菓子コンクールに入賞、優勝されたパティシエも何人もいらっしゃるので、神戸から直に購入しています。全国展開しているお菓子屋さんもいいですが、自力でお店を持っている個人店のケーキ屋さんは、やっぱり美味しいと思います。

デパートへ足を運ぶ人は、グッと減ったのではないでしょうか。話は飛びますが、デパートの1階や2階って、やたらとフランス、イタリア等の超高級ブランドばかりですね。デパートは家賃が入るし、ブランドは自社のショップを建てなくて良いので、双方メリットがあるのだと思いますが。でもティファニーとか、若い方々に人気があるのはそのような海外ブランドのダイヤの指輪のようで、なぜかしらと思います。ティファニーと同じ縦爪のダイヤの指輪は、30年前もミキモト銀座店で売っていましたし、海外ブランドの方が箱は素敵かもしれませんが、中身はそこまで変わらないと思うのですけど。

何となく、デパートがさびれているなと感じます。昼間行くと、ほとんど人がいないので。デパ地下は、そこそこ混んでいますが。

メーカーさん側も、デパートに見切りをつけたようなところがあって、自社のHPのオンライン店に重点を移しているのかしら?と思います。というのも、傘とタオルを今年の夏にセールで購入するのに、いつもデパートで購入していたブランドをオンラインで見たら、そちらの方が、品物が豊富だったので。デパートの店頭には、10年代わり映えのしない柄しかなくて、ネット店を見たら、これが欲しい!というお気に入りが見つかったので。これも、そもそもコロナでデパートが閉店してしまった期間があったための、メーカーさんなりの生き残りだったのだなと、この番組を見てわかりました。

たねやさんが、コンビニやスーパー、ドライブスルー、あらゆるやり方で、閉店してしまったデパートの中のお店の代わりに、お菓子を売ったエピソードを見て、なるほどそういう背景があっての、ネット店へ軸足を多めにしているのだなと思いました。

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水戸岡鋭治デザインの紺色の観光バス、おしゃれですね。