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デンマークの王室スリム化

スウェーデン王室では、数年前に、長男カール・フィリップ王子と次女マデレーン王女が、王子王女のタイトルは維持するけれども、スリム化する発表があった記憶があります。今回は、デンマークが同様の決定をされたようです。もともとフレデリック皇太子とメアリー皇太子妃は、公務に頻繁に出られていましたが、次男のヨアキム王子と二番目の妻マリー妃は、ほとんど公務で出てこられたことがないので、そこが女王の頭痛の種だったのでしょうか。最初の妻、アレクサンドラ伯爵夫人は、香港でヘッジファンドか何かの企業でバリバリキャリアウーマンをされていた記憶が。頭脳明晰で、ドイツ系の血筋もあり、難しいと言われるデンマーク語は間も無く完璧に習得したことで、国民の人気も高く、公務もされていましたが、デンマーク王室では珍しく離婚に至ってしまいました。

ニコライ王子は初孫で、このハンサムぶりで、女王もとても可愛がっている写真が沢山残っています。パリコレで、有名ブランドの洋服を着てモデルとしてもスリムで高身長なので見栄えがしますが、頭も切れる感じがします。おそらく中国語も習得済みでは。3歳下のフェリクス王子も、随分背が追いつきましたね。このお二人は、王子のタイトルを返上して、国からお金が出なくても、十分自活できるでしょう。ニコライ王子は、母親違いの弟と妹の世話もいつもしていたし、とりわけ実の弟フェリクス王子を可愛がっていた感じがします。

チャールズ国王が、ヘンリー王子と子供たちのタイトルを剥奪するのではという予想なら、ネットでよく目にしていましたが、デンマークの方が先に発表されたわけです。

メアリー皇太子妃によれば、長男のクリスチャン王子が国王になる頃には、自分の産んだ長女イザベラ王女と双子の王子王女たちも、タイトルがどうなるかは不明だとインタビューに答えられているようです。要するに、第一子のみが世襲としてタイトルを維持するという骨子らしいです。

王室スリム化発表後も、スウェーデンカール・フィリップ王子の妻、ソフィア妃は、例えば妊娠中だというのに、3日のトレーニングを受けて、病院で働かれたり、よく公務をされています。ちょうどコロナが騒がれた時期で、驚きました。同様にマデレーン王女は米国男性と結婚して米国に住んでいますが、ほぼ公務はゼロだったのに、ノーベル賞の晩餐会など華やかな時だけ、華やかなドレスとティアラで出て来られるので、国民からは人気が低いとか。

それに比べたら、マリー妃はデンマーク語がそもそも苦手だったらしいですが、長年単独公務がほとんどなかったですし、現在パリにヨアキム王子一家が住んでいるのも、マリー妃がフランス系でデンマーク語が苦手だから?と穿った見方もできます。なので、ヨアキム王子がここまで不平を公に語るのはどうかな?という印象を持ちました。

女王の堪忍袋の尾が切れたようなことがあったかもしれませんし、自分が生きているうちに、この問題は決着をつけておかないと、長男のフレデリック皇太子が同じ決断をするのはやりにくいからなのでしょう。

以前youtubeで、ニコライ王子とフェリックス王子が、母と香港にいる動画を見ました。インタビューで、ニコライ王子は、王子は自分で選んだ職業ではないが、モデルは自分が選んだ職業なので、自分は気に入っている。と答えていました。ですから、ヨアキム王子が言うほど、ショックを受けているとは思えないのです。

1番右が、アレクサンドラ伯爵夫人です。スイス在住とか。

デンマークのマルグレーテ女王(82)は昨日、爆弾発言でこの動きを発表しました。

ニコライ(23)、フェリックス(20)、ヘンリック(13)、アテナ(10)の4人は、王子と王女の称号が外され、今後は殿下や王女を使うことができなくなります。
ヨアヒム王子(53)の子どもたちは、2023年1月1日からモンペザール伯爵閣下またはモンペザール伯爵夫人として呼ばれることになります。

アレクサンドラ伯爵夫人(58)のプレスアドバイザーであるヘレ・フォン・ヴィルデンラス・ロブグリーン(Helle von Wildenrath Løvgreen)がデンマークの出版社Se og Hørに発表した声明によると、この決定は「青天の霹靂」のようだと主張しています。「私たちは皆、この決断に戸惑っています。私たちは悲しく、ショックを受けています。子供たちは疎外感を感じています。なぜ自分たちのアイデンティティを奪われるのか、理解できないのです」。


一方、ヨアヒム王子は、パリのデンマーク大使館の前で、この衝撃的な発表以来初めて口を開き、彼の4人の子供たちが祖母の決断によって「傷つけられた」と述べました。
「私たちは皆、とても悲しんでいます。自分の子どもが傷つけられるのを見るのは、決して楽しいことではありません。彼らは理解できない状況に置かれているのです。」

ヨアヒム王子はこの決定を5月に初めて知らされたと報道されていたが、今朝、5日前に知らされたばかりだと主張しました。
「私は5日前に伝えるようにと言われました。5月には、子供たちがそれぞれ25歳になったら、という大まかな計画を提示されました。
「今は、5日前に伝えるしかなかった。アテナは1月に11歳になる」と明言しました。

と、デンマークのニュースメディアEkstra Bladetのインタビューに答えています。

 

ニコライとフェリックスは、フレデリクスボルグ伯爵夫人アレクサンドラとの最初の結婚で生まれた子供で、ともにモデルとして活躍している。
女王の決断は、チャールズ皇太子の英国王室への願いや、他のヨーロッパの王室と同じように、王制を合理化する動きと見られている。

王子と王女の肩書が外され、今後はHis or Her Royal Highnessを使用できないことになった。
マルグレーテ女王は昨夜、コペンハーゲンで開かれたイベントで、この決定を擁護し、「かなり長い間考えてきたことで、彼らの将来にとって良いことだと思う。それが理由です』。



ニコライとフェリックスは、フレデリクスボー伯爵夫人アレクサンドラとヨアヒム王子の最初の結婚で生まれました。現在、彼らは王位継承7番目、8番目、9番目、10番目ですが、フレデリック皇太子の子供たちの誰かに子供ができたら、下に移動することになります。

この爆弾発言は、昨日デンマーク王室から発表された声明でなされました。
『2008年4月、女王陛下は、息子たちとその配偶者、その子孫にモンペザール伯爵、伯爵夫人、伯爵夫人の称号を授与された。
'2016年5月には、クリスチャン王子が、女王の孫としては唯一、成人後国から年金を受け取る見込みであることも発表されました。
'この当然の延長として、女王陛下は、2023年1月1日より、ヨアヒム王子の子孫は、これまでのデンマーク王子・王女としての称号は失効し、モンペザート伯爵・伯爵夫人としての称号のみを使用できることを決定されました。」


女王の決定は、近年、他の王室がさまざまな形で実施している同様の適応と一致するものである。女王陛下はこの決定により、4人の孫たちが、デンマーク王室という組織に正式に所属することで生じる特別な配慮や義務に制限されることなく、より大きく自分たちの人生を切り開いていけるような枠組みを作りたいと考えています。4人の孫はすべて継承順位を維持しています」と声明は締めくくられています。


マルグレーテ女王は、世界で最も長く女王職にあり、今年、ゴールデン・ジュビリーを迎えましたが、多くの歴代君主と親密な関係にあることから、ヨーロッパの王族からは「デイジーおばさん」の愛称で親しまれています。

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