鴨川和子博士 浅草生まれ。1972年モスクワの民族友好大学卒業。1980年から1985年ソ連邦科学アカデミー民族学研究所で大学院生、PhDを取得。
全ページがカラーの豪華で重い本です。あまり日本に知られていない、ロシアのクルガンと呼ばれる古墳の発掘を、実際に何度もロシアに足を運んで見たり、ロシアの考古学者たちに同行されたりインタビューされた紀行文です。米原万里さんのように有名ではありませんが、もっと知られてほしい方です。「栗原慎一郎の全世界史」に、シベリア、サルマタイ、クルガンとキーワードが出てきたので、この本が最も知らなかった部分に光を当てていると思われてネット購入しました。
p45
p46
p47 この剣に似た黄金剣が、ずっとあとですが、慶州、味趨王陵地区・鶏林路14号墳(5世紀)から発掘されています。こちらの本の1番右の写真です。
p48 このゴージャスな鹿のブレスレットを見たくてこの本を買いました。
p49 文中ではカシャーン製ペルシャ陶器と書かれていますが、有田焼にそっくりですよね。商人の繋がり、もしくは陶器職人を奴隷として連れて来た等で、ペルシア陶器と日本陶器は共通点があります。
p50
p97 とてもリアルな石人です。
p101
p102
p107
p108
p110
p118.119
p120
p121
山梨県甲府市及び北杜市 甲ッ原(かぶっぱら)遺跡出土の縄文土器と意匠が似ていると思いました。カルティエの有名な豹のシリーズの宝石ブローチは、ここから意匠を取っていると思います。
p174 アクサイ市近郊ドン河畔の高台に、コビャコヴォ古墳群がある。この古墳群は前期青銅器時代から中世まで営まれ続けた。古墳群の発掘中にエジプトのお守り、
p321