龍村織のテーブルクロスや袱紗に再現されている連珠文錦。壁画にも残っているし、アスターナ古墳のミイラがこの連珠文錦の獅子柄を顔にかけていた。
中でも法隆寺に残る四天王獅猟文錦は、後ろを振り向きながら、弓を射るパルチャン・ショットのデザイン、そして騎士の頭上に三日月と月のホスロー二世の冠と似た冠があること、山と吉の文字が馬の胴体に織り込んであることから、聖徳太子の旗という伝承が正しい、と小林惠子さんの説。
この錦やブータンの民族衣装の織物に惹かれます。
連珠文は、貴族が着る模様だったそうです。敦煌の莫高窟にも、描かれています。