好きなもの、心惹かれるもの

本、音楽、陶器、織物、手芸品をご紹介します。

吉野葛

甘味料から、口内炎になったりするようなので、おやつも下手に買えなくなりました。果物以外の一切のお菓子を買わない、ということをやってみたこともあります。虫歯はできないし、口内炎もできません。ただちょっと寂しいので、本物の、吉野葛を以前買い置きしていたので、今日は久々に吉野葛を作りました。

 

1)熱湯を入れて温めた深すぎないティカップなどに、好みの量の固形吉野葛を入れる。

2)熱湯を別のカップに入れて冷ました湯を、1の上にスプーン1杯くらいかけて、固形の吉野葛をスプーンで潰しておく。

3)カップ半分くらいの水を小鍋で沸騰させる。

4)2の溶かしてグレーになっている吉野葛を小鍋に入れて、木の杓子などで弱火で絶え間なくかき混ぜる。透明になって、とろみが出てきたら火を止め、先ほど熱湯を入れて温めたカップ吉野葛を入れる。

5)吉野葛には砂糖は一切入れず、カップによそってから、品質の良いきな粉をかけて混ぜ合わせる。

 

きな粉もメーカーさんによって違いますよね。お砂糖一切入れなくても、美味しいきな粉だとほんのり甘いんです。これで美味しくいただきました。きな粉がない時は、黒砂糖や蜂蜜を上からかけたり、ジャムをかけても良いと思います。黒のすりゴマも少しかけました。小豆をゆでておいて、一緒に合わせても良いです。小豆は砂糖なしで、よそった時にきな粉で甘さを調節します。

材料が良いと、これだけで美味しいです。同じようにやっていても、ダマになって吉野葛が綺麗に溶けてくれない時もあって。今日は大成功で、有名な和菓子屋さんのと同じくらいの味にできました。満足。

ジャージーヨーグルトは、通常のタイプの3倍くらい高いのですが、それにこのきな粉をかけるだけでもとっても美味しくいただけます。最近、口内炎ができると4x3cmといったサイズが突然口腔内に出現し、イタさも半端ないので、自家製おやつは予防には良いです。

お砂糖もタバコやチョコレートと同様、中毒性があるので、食べなければ辛くないけど、一度食べ出すと止まらないところがあります。小豆を煮る時は、てんさい糖にしていました。最近は黒砂糖にすることもあります。

「幻のアフリカ納豆を追え!」その1

高野秀行著 新潮社

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ナイジェリア ハウサ族の納豆「ダワダワ」

このボウルが、瓢箪なのだそうです。

ベッド脇に幾つか本を置いています。寝付けない時や、変な時間に起きてしまった時などに。

高野秀行さんの力作「アジア納豆」を再読したら、続編「幻のアフリカ納豆を追え!」が昨年出版されていることに気がつきました。残念ながら、まだ文庫本になっていない。最初から文庫本というか新書版で出したら良いのに。最近、中古本が高くて、以前は1円から100円で本が買えたのが、最低でも500円くらい、送料入れると800円くらいになってしまうので、本を買わなくなりつつあります。たまには定価で買うのですが、プチプチでない封筒で送られてくるようになり、綺麗な本が送られてこなくなり、それなら定価で買う意味がないと、これも買わなくなりました。いずれ図書館で借りてきます。ただ言及してあるサイトがあったので、大体わかりました。

アジア納豆は、一言で言ってしまうと、日本のようにご飯にかける単純な食べ方だけでなく、調味料として使う、せんべい状に平たくして保存する。揚げ物、炒め物、汁物に入れる。アジアの国のマイノリティ民族が納豆を作って食べる。高野さん曰く、日本は納豆後進国。アフリカもそんな感じのようです。アジアは予想していましたが、アフリカで納豆が食べられているという事実は、全く初耳でした。

www.nhk.or.jp

高野さんのインタビューがありました。納豆についても語られています。

www.1101.com

高野
ぼくがすごいなあって思ったのは、ミャンマーとインドの国境地帯に住んでいる
ナガと呼ばれている人たちの納豆。
つい最近までアジア最後の秘境と言われていて、
数十年前まで、首狩りやってた人たちなんだけど。

上質な昆布ダシのような味が出るミャンマー・ナガ族の納豆。上質な昆布ダシのような味が出るミャンマー・ナガ族の納豆。

高野
彼ら、納豆が大好きで、納豆ばっかり食べているんですよ。
囲炉裏の上の吊り棚に、必ず納豆が置いてあるんですよね。
──
東北の「いぶりがっこ」みたいに。
高野
そう、そこで燻すんですよ。
で、1ヶ月くらい燻しておくと、じつにまろやかな納豆ができます。
高野
味も、納豆っていうより、上質な昆布、みたいな旨味がある。
それを料理に使ってるんです。

www.1101.comj

上記の第9回のサイトにある、イラクの大工さんに作ってもらった舟と書かれてい

ますが、この舟、九州の古墳の壁画にあるものと似ていませんか?

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こちらのサイトでは、詳しく読書感想を書いて下さっています。高野さんの本は、爆笑確実タイプの本と、真面目な本があるんです。納豆は真面目な方。ソマリランドのレビューは、笑った、という感想が多いので、ぜひ読まなくては。米原万里さん以来、お腹を抱えて笑い倒す、作家さんにあまり会わないので、楽しみ。ちなみに、奥様と旅行された時の本はつまらないと書かれている方が複数。一人で行かれた時のは、生き生きと、ハチャメチャができるんでしょうね。

booklog.jp

マロン・ブイーの布から手提げ

パッチワークをやったこともないのですが、6枚はぎして、長方形にしてから、手提げを縫いました。合わせるリバティプリントタナローンの布を選ぶのに四苦八苦。取っ手部分は、カフェ柄のマロン・ブイーのバッグの片面を6cm幅に短冊に切って、使いました。取っ手裏側もリバティプリントで。木馬とキッチン柄の布は、壁にかけるポケットのような商品でした。柄が可愛いので買って置いて、何かに使えそうと思っていましたが、6枚はぎにすることを思いついたのは、つい先日。相変わらず自己流なので、細かい部分はいい加減です。

違うタイプの布地を合わせるのも、配色が合えば中々良いなと思います。

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胴裏をはぎ合わせて、シーツを作ってみたことがありますが、パジャマも絹ニットを着ているので、絹と絹が滑って、自分がベッドから落ちそうになって、これはダメだわ、とシーツはしまわれたまま。そのうち、その胴裏でショーツを作ってみようかな。

何年か前から、ショーツのゴムとロックミシンにかぶれるようになり、裏表逆に着たりもしましたが、やはりゴムも糸も化繊だからかぶれるのでは、とせっせとロックミシンをハサミで切って、一旦ゴムを外してから、三つ折りでミシンを掛け直して着ています。これが面倒なんですよね。絹のショーツも同様にしましたが、伝線しやすくて、苦労しました。そこで昨年の夏は、リバティタナローンで、フレヤーパンツを1ダースは縫いました。デパートにも置いている京都のメーカーさんのリバティショーツを分解して、それを参考に自分の型紙を作って、縫いました。友人に見せたら、大好評。

絹のストッキング、ショーツ、トランクス、靴下、パジャマ、シャツは10年以上着ています。だんだんMサイズが減ってフリーサイズばかりになって困ります。絹が高騰しているとは10年前から言われていますが、どんどん下着も高くなってしまって。下着のシャツが7千円以上すると、ため息。それにだんだん薄くなってきたり、絹紡という、光沢の薄いタイプの絹が増えてきました。絹のトランクスを買えば縫い直し不要でいいかも。

洋服もコロナ以前からも、時々お気に入りのお店が倒産して無くなってしまいました。YORKというチェックばかりのお店も楽しかったのに。あえなく倒産。

昨年はほとんど洋服売り場も行きませんでしたが、やっているのはメンズ売り場へ行くこと。それもセール中のみのぞいてみます。メンズパジャマ、カシミヤセーター類に加え、ズボンも良いです。婦人物はあまりウールの質が良くないのですよね。メンズ売り場は空いているし、Sサイズがあれば大正解。打ち合わせが逆だということ以外は、婦人物のウールより上質で、安いことが多いです。グレー、ベージュ、紺、黒と、ベーシックな色がほとんどで、流行がないデザインばかりなので、買って置いても困らない。私はカシミアカーディガンやセーターが普段着なので、2年で捨てるくらい、毎日着ます。袖を3回折り返したとしても、暖かいです。縄編みやアラン模様も好きですが、婦人ものだとないんですよね。それが紳士ものだと時々凝った縄編み模様のセーターなどがあって嬉しくなります。

パジャマ売り場で買うのは、コンビニくらいなら外へも着て行けます、というタイプの、両方にポケットがあるタイプのパンツ。二重ガーゼやサッカー布で、ゴミ捨てに鍵だけポケットに入れて、ちょっと出るのに便利なんです。涼しいし、ポケットなんて面倒で自分で作れないので重宝しています。メンズ売り場はお買い得感がありますよ。今の男性はおしゃれなので、女性ものか?と思う色のチェックもあります。

マロン・ブイーの写真バッグ

www.maron-bouillie.jp

 この布バッグを大小10種以上購入して5年は経ちました。革のバッグが重くて持てなくなり、内側の無地帆布が重いので、すぐ帆布を切って捨てて、内側に軽いリバティプリントタナローンの袋を縫い付け、ファスナーを付けて使っていました。それでも重いと思うようになり、バッグ全体を切って小さめにしたり、小さい方のバッグは持ち手を取って、その布を開口部につけ直してファスナーもつけ、グログランリボンをつけてショルダーバッグにリメイクしました。

気に入っているのに、このパリ・レトロコレクションのバッグ大は廃盤になっています。代わりにブルターニュ地方のバッグが発売されていますが、いかにも重そう。値段も9千円くらいから二倍近くになっていて慄く。f:id:MeinFavorit:20210305132437p:plain

上の写真のバッグと、カフェ柄のバッグ2つを解いて、合体させたのが下のバッグ。

カロンやケーキの写真部分を持ち手にしました。売っているのは、お店の外観が片面、反対側は、パンやケーキの写真。私は外観の方だけをバッグにリメイクしました。

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こちらは廃盤になってしまった、サイコロ型の小物入れ。分解して、好きな写真のところを利用し、リバティプリントタナローンを縫い付けて、手提げにリメイクしました。軽いです。今も、別のマロン・ブイー+リバティ合体バッグを製作中。

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これも同型の小物入れを解いたもの。ままごとの写真が可愛いので、リバティのティカップ柄と合わせました。今作っているのは3枚ずつはぎ合わせたバッグ。柄が可愛いと、単純な形のバッグでも楽しく使えます。

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 ブルターニュの写真が素敵ですが、重そうなのと、取っ手が細すぎて、痛そう。

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龍のつく地名

京都、和歌山に多いですね。

chimei.jitenon.jp

 

県名をじっくり見てみると、面白いです。信濃常陸など古い国名だと更に面白いかも。

宮城と宮崎は、高貴な方の宮があったのでしょうか?愛知と愛媛の愛も抽象的で珍しいです。

北海道・東北

北海道 北の海の道

青森  青い森

岩手  岩

宮城  宮も城も王の住まいですよね。高貴な方のお住まいだった?

秋田  秋の田んぼ

山形  山の形

福島  幸福の島 

関東

茨城  茨の城

栃木  トチの木

群馬  馬が群れる

埼玉  玉

千葉  千の葉

東京  東の京

神奈川 神の川

中部

新潟  新しい潟

富山  富のある山

石川  石の川

福井  福のある井

山梨  梨の山

長野  長い野

岐阜  岡の分かれ目

静岡  静かな岡

愛知  愛を知る?

近畿

三重  三つ重なる

滋賀 思賀 思香 思我 志賀

京都  京のある都

大阪  大きい坂

兵庫  兵糧の保管所

奈良

和歌山 日本のチベット(Luntaさん)歌垣をした山?

中国

鳥取  鳥を取る

島根  島の根っこ

岡山  岡の山

広島  広い島

山口

四国

徳島  徳の島

香川  香る川

愛媛  愛される姫?

高知  高く知る

九州・沖縄

福岡   福のある岡

佐賀

長崎   長い崎

熊本   熊

大分   大きく分かれる

宮崎   宮の崎

鹿児島  鹿の島

沖縄琉球