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「パラダイムシフトを超えて」

はせくらみゆき著 徳間書店

昨年購入して、赤線をたくさん引いて、実行もしてみたのですが、本棚に戻した途端にケロリと、そしてそのうちにすっからかんに読んだ内容も忘れてしまっていました。

今回、zoomや講演会に行ってみて、改めてこの内容の濃い本を読み返しました。数回読んでもダメで、繰り返し、繰り返し、日常生活に落とし込んで、毎日毎週実行できるようにしないと、身につかないと思いました。

考え方、意識の焦点の合わせ方。例えば、自分を被害者とか犠牲者と思うか、これは宇宙からのお試しがキターとかネタが落ちてきた、と思うかによって、展開する現実が変わっていく。

小林正観さんの本を以前何冊か読んだことを思い出します。不満を持っていたら、ずっと不満の現実が繰り返す。感謝の気持ちを持っていると、その現実はもう来ない。例えば、何らかの病気、病状を持っているとします。辛い、不満だ、なぜ自分がこの病気に、など、悶々とその状態に不満を持っていると、病状が好転しにくい。でも、この病気になったおかげで自分を見直して、生き方を変えることができた、など感謝の気持ちを持った人は、癌が完治してしまう、と正観さんの著書に書いてあったのです。つまり宇宙は愛で、愛や感謝の波動が大好き。だからそういう波動になった人は好転していく、とのことでした。

実は数年前から、これを何とかしたいなと困っている状態があれこれあったのです。捻挫を繰り返すとか、ぎっくり腰をやるとか、不眠とか、etc. この本を読んで、「私は起きる出来事と調和しています。」と繰り返し毎日唱えたら、4、5日で悩みの1つであった痒くて仕方のない湿疹がかなり消えました。ひゃ〜嬉しい〜!

食べたどれが悪かったのか、と犯人探しをしたり、あれこれ食べ物を制限したり、自分が作った梅酒や枇杷酒すら禁止してみたり、小麦粉と砂糖を一切絶ったり、断食したり、本当に苦心惨憺しても、治らなかった湿疹なのでした。でも、ああ自分は、こういう病状を体験することになったのだなあ、と第三者的な目で見て、自分が屋根の上に浮いているくらいの視点で俯瞰してみて、「私は起きる出来事と調和しています」と唱えたら、よくなってきたのです。

はせくらさんの著書は他にも「原因と結果の法則を超えて」とかお金の本とか「一寸先は光です」とか読みましたが、この本が1番盛りだくさんだと思います。直感を磨くというのも、もともと直感が優れている方はいいですが、私はそうではないので、磨きたいと思います。

この「パラダイムシフトを超えて」はとても内容が濃いので、少しずつ毎日ワークを繰り返して、コツコツと毎日、毎瞬間を今、ここ、に集中するのが良さそうに思います。そして、この本は本棚に戻してはダメで、PCの横にでも置いて、すぐに見直すことができるようにしておかないと。