18th Chopin and his Europe International Music Festival - 好きなもの、心惹かれるもの

反田恭平さんの演奏が、こんなに長く聴けることに感謝です。美しすぎて、涙がこみ上げてきます。ただ、そこで、命を全うしているだけでいいんだよ、と肯定されているような気もします。年収がどうとか、学歴がどうとか、外見、何を人生で成してきたかという業績、履歴など一切関係なく、今、この瞬間を生まれてきた喜びで生きていていいのだよ、と言われているように感じました。

反田さんの繊細で力強い表現力は、時空を超えて何か物凄いエネルギーを発して、これを聴く人の魂に、ダイレクトに迫ってくるのです。「満足できる演奏ができたら、今日死んでもいい」、というくらいに思いながら、毎回演奏している。とインタビューで話されていました。命の讃歌。反田さん自体が、クラシック音楽を通して、浄化のエネルギーを創造しているのかも。

いつもありがとう、反田さん。これを聴いて愛実さんの胎内で育っている赤ちゃん、世界一祝福されていますね。反田さんの左目からも、一筋の涙が。ピアノは珍しく、ヤマハを使用されていますね。