今は休眠中のブログですが、ルクセンブルグ、リヒテンシュタイン王族のファッションを追ったブログの中の、このシリーズが面白かったので、比較写真を載せます。人気シリーズで、1から12まであります。デンマークのマルガレーテ女王と、英国アン王女が何十年前のフルオーダーメードのご自身の衣装を何十回でも着回しなさることは周知のことだと思います。アン王女は、馬にお金がかかるので(長女ザラさんは、ロンドン五輪乗馬競技で銀メダル獲得、ご自身も若い頃欧州で金メダル獲得)ドレスになんか、お金をかけていられないわ、と言われたとか。
欧州王室でも、母王妃のお下がりの数枚のドレスを娘の王女が着るケースはちらほらはあるのですが、マリア・テレサ大公妃の驚くべきは、長男嫁と三男嫁にもご自身のお古のドレスやスーツ等を10回以上着せたり、夫の姉の二人の王女たちにも、お古のドレスやスーツをあげていらっしゃるところ。そして一人娘のアレクサンドラ王女が公務で着ていらっしゃった衣装の9割以上が、母のお下がりとこれを見て確信しました。マリア・テレサ大公妃が20代、30代だった頃のドレスはオーダーメードもあったようですし、20代30代のアレクサンドラ王女にぴったりなのでは?と思いますが、なぜか50代の大公妃の衣装もよくお召しなんですね。ご自身の山のようにある衣装を5回から8回着たら、お嫁さんと娘に新品のドレスを買ってあげられるのでは?と私は思ったんですが。ちなみに3男ルイ公子は19歳で軍隊に入っている間に、同じ軍隊のテシーさんとの間に結婚前に長男が産まれてしまって、王位継承権を放棄され、10年後離婚されています。次男フェリクス公子は、ドイツの富豪のお嬢様と入婿的に結婚されているせいか、お古のお洋服はないようです。
例えばレンタルドレスってありますね。ウェディングドレスとか結婚披露宴とか。メルカリでセカンドハンドの衣類を買うとかもそうです。人には邪気があるということを知ってから、そういうのが気になるようになりました。例えば自分が何年か前に着た服や、住んでいる部屋のカーテンもそうです。布には、邪気が溜まりやすいとか。まぁ洗えば良いのですが。
昔パリをそぞろ歩いていると、アンティークの宝石や骨董を売っている店があったのですが、一緒に歩いていた女性が、「こういうのは、遺品が多そうだし、霊も一緒について来そうで怖い。」と言われたのです。確かにありそうです。着物もよくリサイクル品が安く売られていますが、遺品が多そうですよね。人によっては、その和服を触って、どんな病気で亡くなった人なのかも感じてしまう方もあるそうです。目に見えないからって、知らないことはコワイ。
だから、マリア・テレサ大公妃が、ご自身の昔の衣装をお召しになるならわかりますが、10回以上の頻度で、お嫁さん2人とお嬢様にご自身の衣装を着せるのは、なんだかなーと感じたのです。まぁ欧州王室では、ティアラをはじめとした宝飾品は、代々受け継がれているから、邪気もへったくれもないでしょうけれども。
第四子のアレクサンドラ公女が膝上のベビーちゃん
膝上のアレクサンドラ公女と、アンリ大公が末っ子のセバスチャン公子を抱っこ。
アレクサンドラ公女は母似ですね。
左がテシー妃。
とにかくスタイル良し、可愛らしい美女なので、どんなファッションでも着こなせてしまいますね。
右がアンリ大公の姉、マリー・アストリッド公女(公爵夫人)
アンリ大公の母がベルギー王女で、ベルギー王室とは今でも特別親しい親戚。どうやらベルギーのクレール妃から、歳上のマリー・アストリッド公女へお下がりらしいです。
ステファニー大公世子妃はベルギー貴族の出身。結婚式にはベルギー国王王妃、前王妃が出席されていました。これもおそらくお下がり。長らくお世継ぎに恵まれませんでしたが、二人の王子が生まれました。
このピンクのドレスは、ステファニー大公世子妃の方が似合っていますね。
次男フェリクス公子とクレア妃とアレクサンドラ公女
以前のBFのようです。
もしかして、上のピンクのドレスの上に、この黒地に刺繍の上衣を組み合わせていらっしゃるのかも。
2023年新年
一歳年下の弟セバスチャン公子と一緒のことが多いみたい。
長兄の結婚式でブライズメイドを務めたドレス
アレクサンドラ王女は地味好みみたいですね。母は派手好みのようです。
マリア・テレサ大公妃の結婚式
ギョーム大公世子が産まれた20代
このドレスを宮中晩餐会にお召しになったら良かったのに。
このドレスも素敵。アレクサンドラ公女にもお召しいただきたかった。