6月1日に、ヨルダンのフセイン皇太子と、母が現サウジアラビア国王母の従姉妹であるラジワ嬢の結婚式が行われました。招待客は、かなり豪華な王族メンバーでした。まずは末っ子のハーシム王子に手を取られて、入場するラジワ・アル・フセイン嬢。母上が、現サウジアラビア国王の母の従姉妹だとのことで、最大限気を配られている感じです。ドレスはエリー・サーブ。ティアラには、アラビア語で神への希望と装飾文字で透かし彫りになっているそうです。耳に近い部分だと思います。
ラジワ皇太子妃はサウジアラビアの首都リヤド生まれ。キングダムタワー(ジェッダ・タワー)の建設にたずさわる「アル・サイフ・エンジニアリング・コントラクティング゙」創業者の父とサウジアラビア建国者アブドゥルアズィーズ・イブン・サウード国王の一族出身の母との間に1994年に誕生。フセイン皇太子と同じ歳です。
右が3月に結婚された長女イマン王女、左が次女サルマ王女。花嫁のドレスのトレーンを直すのに大忙し。
ラニア王妃は、婚約式の際も濃紺か黒をお召しだったので、新郎の母はそういう色を着る決まり?と思いました。結婚式は国王の祖母の家であった、ザーラン宮殿で行われました。
DIORだそうです。
背中のデザインがおしゃれです。
スペインは前国王と王妃を招待されたのですね。
最前列通路側の白髪でピンクのドレスの婦人が、アブドラ国王の生みの母なのですね。ムナ王女です。英国人で、二番目の王妃でした。
この植物は何でしょうね?野菜???
このパレード、すごいですね。
ダンスはつきものなのですね。民族衣装が素敵です。
ゲストの方々
ラニア王妃のドレス、後ろのデザインが素敵です。ここが車寄せからすぐの玄関ロビーなんですね。まずアブドラ国王とラニア王妃に入り口で挨拶してから、庭を回って、新郎新婦に挨拶して、会場に入る、という流れだったことが、動画でわかりました。
英国アンドリュー王子の長女ベアトリス王女と夫エドアルド・マペッリ・モッツィ氏も招待されています。コロナで国賓での結婚式が不可能になって、30名までのファミリーだけの結婚式をしたので、ヨルダン王室側が気をきかせて招待されたのかしら?それともモッツィ家が富豪と言われているので、富豪同士の顔合わせもあったのかも?
車寄せの前で、バグパイプの演奏がずっと行われていました。
ジェツン・ペマ王妃と国王の妹ユーフェルマ・チョーデン王女、夫がペマ王妃の弟です。この方は、まだお子様がないですね。この写真はオランダのマキシマ王妃のツイッターより。今回の王妃の衣装は、渋いですね。
カタール首長の母モーザ妃。ここにモロッコのラーラ・サルマ妃がいらっしゃったら良かったのに。モロッコ王族は招待されていないように思います。
マレーシア国王と王妃
アブドラ国王の異母姉(生母最初のディナ王妃)アリア王女です。
3番目のアリア王妃との異母妹である、ドバイ首長と離婚したハヤ王女は呼ばなくても、ハヤ王女の実弟アリ王子とリム妃はちゃんと招待されていたんですね。クーデター騒ぎのハムザ王子も招待されていませんね。
国王の異母弟ハシム王子(生母ヌール王妃)とファダ妃。
アブドラ国王の実母、前国王の2番目の王妃で英国人であるムナ王女。アブドラ国王、ファイサル王子、双子のアイシャ王女とゼイン王女の4人を産んでいます。
アブドラ国王の実母、実妹の双子の妹ゼイン王女
双子のアイシャ王女のドレスと同じドレスを、翌日ベアトリス王女が披露宴でお召しでした。
国王の実弟ファイサル王子とゼイナ妃。ファイサル王子は背が高いですね。
4番目のヌール王妃の産んだ、末っ子イマン王女と夫君
おそらく親族の王女達、詳細不明。
今年3月に結婚したアブドラ国王長女のイマン王女
国王の伯父ハッサン王子とサルバ妃
秋篠宮両殿下をヨルダン王室は招待されたそうですが、国内公務が入っているからと代役で。でもその場合、こちらを優先されて良かったのでは?秋篠宮両殿下は、アジアとアフリカ、南米は行かれましたが、中東へはあまりお越しになられていないように思います。王室関係の結婚式は、高円宮妃が出席がほとんどですね。
全体に皇太子皇太子妃が招待されていますが、スペインは前国王夫妻なのですね。
ベルギーのエリザベート王太子の後ろが、リヒテンシュタインのアロイス皇太子とゾフィ皇太子妃。結婚式の前、庭でゲストと握手を交わされているフセイン皇太子とラジワ皇太子妃のようです。
ノルウェー皇太子はお一人でした。イングリッド・アレクサンドラ王太子も出席されたら良かったのに。
これだけ多い集合写真だと2人くらいは目を閉じてしまっていますね。
結婚式の後、国内ゲストを呼んで、披露宴があったんですね。もしかしたら、サウジアラビア王室と国内親戚一同が招待されていたかも。
丸いテーブルではなくて、変わった形のテーブルになっているようですね。写真中央の豆粒のように、新郎新婦が入場してきています。
これが正装なのでしょうね。
踊りのパフォーマンス
披露宴会場
このダンスはコサックダンスというのか、どこの国のなのでしょうね。おそらくギリシャのダンスのようです。
最後はケーキの入刀。
ラニア王妃と仲が良さそうだったモロッコのラーラ・サルマ妃が蒸発された一件以来、ヨルダンとモロッコの王室交流は途絶えたように見えます。スペイン国王王妃のモロッコ訪問は、たしか2回も延期されたのです。その際も、今までも、モロッコ王室から、離婚などはっきりした理由は一切公になっていません。
ムーレイ・ハッサン皇太子は今年20歳に。結婚式が行われても、ヨルダン王家を招待しないのかしら。ラーラ・サルマ妃は、コンピューター関係で博士号を取得されていたし、叔父様が大学教授だったらしいので、才媛なのだと思います。ムーレイ皇太子も、いかにも聡明そうなお顔立ちですね。どんな方と結婚されるのか楽しみです。そういえば、タイ王室関係者も見かけませんでした。