好きなもの、心惹かれるもの

本、音楽、陶器、織物、手芸品をご紹介します。

1番気に入ったものを買う

自分が自分のことを意外と知らないということがあると思います。はせくらみゆきさんの著書を読んでいた時に、1番気に入ったものだけを買う、というのがありました。例えば、バッグや洋服。予算を優先したり、セールだから、と1番気に入ったものではないものを購入した場合、必ずあとで嫌になり、捨ててしまうことになる。どれだけ高くても、1番気に入ったものだけを買っていれば、ずっと大事に使えるという話。

これは本当にそうだと思います。バスタオル、シーツ類から、調理器具、電化製品にしても、白い冷蔵庫が欲しい、と思っているのに、グレーしか在庫がなかったりするとがっかりします。ウオッシュレットで、数万円の差なのに安い方を選んで、10年近くやだわ、と思う羽目になったこともありました。カタログではわからなかったのですが、安い方が出っ張りがあって掃除がしにくく、陶器も安っぽかったのです。

最近は、直感でこっち、と感じる方にしています。また、一目惚れした商品は、その場で買います。一目惚れするようなお品には、滅多に出会うことがないですし、お気に入りがあると、生活が楽しくなるから。

最近の買い物で、これはよかった、と思うのが、お醤油差し。漏れないタイプで大きめなものを探していたのですが、結局大きめというのは探せませんでした。漏れないということと、見た目が優美だわ、という醤油差しがあるのは、結構ストレスフリーです。

以前はほとんどのものは、デパートへ行きさえすれば見つかっていましたが、食器売り場が縮小されているので、醤油差し1つでも、ネット検索。あれこれ見て、これが良さそう、と見ないで買うことも多くなりました。