アン王女のドキュメンタリー、興味深く拝見しました。大学には行かず、18歳から両親に付き添って、外遊からキャリアをスタートさせたのですね。肉声を初めて拝聴しました。
勲章を授与するのは、以前はチャールズ皇太子でしたが、昨今はアン王女がなさるのですね。授与される人々に、まず男性はお辞儀、女性はカッツィ、授与されたら握手して、またお辞儀かカッツィ、とジェスチャー付きでマナーを即席講義している宮廷スタッフが何気に楽しい。アン王女の儀式用の馬の装飾も豪華です。
再婚相手のサー・ティモシー・ローレンスは海軍中将。退役後は慈善団体の代表を務めていらっしゃるそうです。
19歳から戦車に乗られているそうですが、名前入りってすごいですね。因みに、名前入りなのは戦車のみならず、船にも書かれているそうです。
「アンが男だったら」とフィリップ殿下が嘆息されたと読んだことがありますが、アン王女の70歳ドキュメンタリーを見ると、なるほど、と思います。
そして、やはりアン王女、プリンセス・ロイヤルは、父と同じくextraordinaryと子供から言われているんですね。スーパーウーマン。ヨットと乗馬がお好き。戦車に乗って訓練するかと思えば、病院訪問、帰りにヘリコプターで帰宅、ドレスに着替えてチャリティのパーティに出席するなど、非常に精力的に公務をされていらっしゃるんですね。
昨日貼ったリンク、今日は見られなくなっていますので、差し替えました。コメント欄には、アン王女が次期女王になるべき、なってほしい、という意見もあって、人望が高いですね。ウィリアム王子とキャサリン妃の二人分よりも、アン王女一人の公務数の方が多いのだそうです。
下記の記事によれば、英国海軍の5隻の船に、Anne The Princess Royalが書かれているそうです。
「1974年以来、アン王女は王立婦人海軍の最高司令官の任に就いているが、王立婦人海軍がイギリス海軍に統合されたことを受けて、就任からおよそ20年後に「女性による王立海軍司令部」の最高司令官に改称された。
2012年以降、アン王女は将官の地位も兼任している。以来、英国海軍の5隻の船にアン王女の名前が付けられている。
王女はまた、カナダの複数の連隊の大佐、ニュージーランド軍信号隊および看護隊の大佐、オーストラリア軍の信号隊および輸送部隊の大佐も務めている。」
先頭アン王女、続くフィリップ王配、3番手がチャールズ皇太子、最後尾で走るエリザベス女王。アン王女は大きい三輪車、チャールズ皇太子が小さい方に乗っていらっしゃるのが可笑しい。のどかで可愛いらしい光景。