私が37歳の時、享年71歳で父が逝去しました。癌の闘病7年くらいだったと思います。当時はまだ、医師が神のような、絶対的な感じでした。
50代くらいで「医者に殺される」近藤誠著を読んだり、英国のチッピングホーンでヨガをして、癌が消えた方の本を読んだり、大正生まれの密教真言宗大阿闍梨 織田隆弘師の著書で、加持で難病を治されたことを知って、この情報を当時知っていたなら、父はまだ生きていられたのに、と何度も思ったことでした。
それから内海聡著の社会毒の話、すなわち食品添加物や、薬の副作用の本を読んで、日々食べているもの、加工品をやめていくようになりました。自然療法の草分け、大正生まれの東城百合子も、織田隆弘師も、食品添加物が病気を作る、と書かれています。
そうすると、まずできるだけ無農薬のお米と野菜を食べ、スーパーやデパ地下で加工品のおかずを買わない、お菓子もできるだけ買わない、ストレスを溜めないようにする、という方向性が出てきました。砂糖の化学式が、麻薬と激似だということは結構な驚きでした。確かに私は甘いもの中毒でしたし、紅茶中毒でもありました。お菓子をやめるには7年かかりました。
そのあと、自分の内面に病気を作り出す思考があることを学びました。自分の思い込みが、自分の首を締めているということです。例えば、国立大学を出なければならない。というような。明治生まれの祖父が東工大、明治の祖母がお茶の水女子師範学校、明治の伯父が東大卒弁護士、など親戚も国立出ばかりだったので、そういう圧がなんとなくあったと思います。
50も過ぎたら、どうでもいい価値観だなと思うのです。当時は大事であったとしても、少なくとも今は、全然いらない価値観です。不要になった価値観や思い込みを、どんどん捨てて、身軽でいるのが気楽で良いなと。お金も、必要な時に、必要なだけ、持っていればいいという先生の話を聞いて、なるほどねえ、と思いました。
織田隆弘師が、苫米地英人氏に加持を2年、教えていたことは、苫米地氏の著書に書かれていました。脳科学者として、加持祈祷と張永祥氏の気功が同じものだということを証明したかったのだとか。そこで張永祥氏の著書が絶版だったので、図書館で取り寄せて4冊読みました。
そうこうしていたら、母がコロナになったと施設から電話があり、初めて張永祥先生の遠隔気功を依頼してみました。すると、メールで連絡するのは中国人男性なのですが、日本語がもう一つ、わからない。前払いで、遠隔は終わったようですが、うんともすんとも、こうだったとか、何もコメントが来ませんでした。
そこで、著書の後ろの方にあったお弟子さんのリストから、ある方を選んで、再度遠隔気功を依頼しました。ちょうど歯のジルコニアでクラウンを被せたものが、猛烈に痛くなって困っていたのです。30年ほど信頼していた歯科医が、どうやらかなりいい加減であったことが、別の歯科医へ行ってわかりました。医療事故というのか、細菌が入ったのだろうとのこと。金歯含めて6本くらいやり直しになり、お金もかかりましたが、痛みもあり、毎月3年ほど、以後遠隔を依頼していました。依頼した病状は、歯の痛み、風邪、転倒した体の痛みや歪み、肩凝り、頭痛、下痢、コロナ、シェディングによる広範囲の湿疹などです。
自然療法(手作りのこんにゃくで、腎臓、肝臓、丹田を温湿布する、生姜のすりおろしを70度のお湯をキープした中に入れて、そこにタオルを入れて、絞ったもので温湿布する。)や、枇杷葉お灸などと並行して、医療気功を習いました。以後4年経ちます。医療気功を習う前と後では、全然違います。自分の健康は、自分である程度守ることができるとわかりました。そのためにやっている毎日の体操は、こんな感じです。何歳になっても、体調、体型や顔を変えることができるのがわかったので、やるしかないと思いました。
朝ベッドの上で、股関節回し 左足から、左回し、右回し10回ずつ。
立ってするより、寝た状態の方が、よろけないので良いかなと思います。
なぜ股関節を回すのかといえば、私が骨盤後屈だからです。骨盤後屈は猫背になりやすく、綺麗な軸で、真っ直ぐ立つ姿勢が作れないため、股関節を柔らかくすることが前提なのだそうです。
続いて、テニスボールを肩甲骨の下や、背骨の上あたりに当てて、体を動かしてマッサージ。
寝たまま、頭皮マッサージ。特に側頭部です。ストレスのある方は、側頭部に白髪ができるそうで、私も側頭部の白髪が1番多いので、カチコチの側頭部をモミモミ。頭皮マッサージをすると、顔の皺が薄くなるとのこと。2月から始めたので、効果が出るのが楽しみです。
骨盤底筋の体操。寝たまま、肛門を閉めながらヒップを持ち上げて、下ろす。
起き上がって、左足首回し、踵回し、右足首回し、踵回し。
それから枇杷葉を使う、長さ20cm直径2.5cmのお灸を約30分。30分から1時間あけてから朝食です。
午前11時までに、ぷるぷる体操を20~25分。心臓がお休みするのが11時から13時なので、その間はやらないこと。夕方以降は、私は疲れてしまって出来ません。なので午前が勝負。これよりも医療気功を習いにいくと、もう少しやる動作が多いのですが、大体こんな感じです。体の力を抜いてやるために、あくびをするのだそうです。
寝るまでの間に、肩回し、耳ひっぱりと耳回し(足裏と同様で、耳にツボがたくさんあるから)、首、鎖骨周りのマッサージ、表情筋トレーニングです。あと500mlのペットボトルに半分くらい水を入れたものを使って、筋力の体操です。