ぶらぶら下がっている飾りを歩揺というのだそうです。藤ノ木古墳の冠は、小鳥がたくさん、そして丸い歩揺が下がっています。ティリア・テペ出土の花の冠は、女性被葬者と出土しています。
藤ノ木古墳の冠も、女性が被っていた可能性があるのではないでしょうか?男性二人が埋葬されていたことになっていますが、王と王妃であり、王妃の冠であった可能性もあるのでは。
三味塚古墳のこの馬がお並びしている冠、大きなりぼんが中央にあるので、女性が被っていた可能性もあるのでしょうか。サルマタイのように、女性も戦士として馬に乗って戦っていた歴史を知ると、必ずしも男性の冠とは言えない気がします。
このような形にレプリカを展示しているようです。中央に大きなおりぼんがあり、歩揺もありますね。
www.rekishikan.museum.ibk.ed.jp
このニムルドの冠に付いているのは天使でしょうか?