好きなもの、心惹かれるもの

本、音楽、陶器、織物、手芸品をご紹介します。

古代和字

縄文時代は縄文字だけだったのか。いえ、神代文字と呼ばれる、古代の図形的な文字があったのです。「太古、日本の王は世界を治めた」「太古日本の宇宙文明は地球を導いた」高橋良典著にも、世界を旅行して、遺跡などに残された不思議な文字を解読されたことが書かれています。以下の本には言及されていないようですが、カタカムナという丸い不思議な文字もあります。「日本神代文字吾郷清彦著の以下の本を初めて知りました。この題名の字体は、アキル文字、と書道家の山本光輝氏は書いています。

漢字は中国でできたものなのかもわからず、日本発祥という説もあるようです。「失われたミカドの秘紋」加治将一著では、漢字は聖書のエピソードを元に作られているという仮説を披露されています。漢字が普及すると同時に、古代神代文字は使用禁止になったようです。聖書を信じる支配者が、それ以前の文字を禁止したとも取れます。神代文字がこれだけ種類があるということは、それぞれそれを使う民族がいたということでしょうか。

 

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【決定版】神代文字研究の最高峰!
古代日本には固有の文字があった。
古代和字に関する先人の諸研究を網羅し
新発見の資料を駆使して「神代文字」の存在を証明、
著者30年に及ぶ研究成果を集大成した決定版!

<主要内容>
カナとモジの意義
 カナの意義
 モジの意義
 カナと漢字について
古代和字で記された古文書
古代和字に関する著述
古代和字の種類
古代和字の定義と分類
 古代和字の定義
 古代和字の分類
古代和字の存否
 古代和字否定論
 古代和字肯定論
古代和字存在の事実とその根拠
 田券・印章・神璽・守符・木簡・土器・石器・石片・塚・碑・石窟・墳墓・金属器具類
代表的古代和字とその構成原理
 アヒルモジ/アヒルクサモジ/アナイチモジ/ホツマモジ/アワモジ/タネコモジ/
 モリツネモジ/コレタリモジ/ツクシモジ/ツシマモジ/イムベモジ/アイノモジ/
 ウマシモジ/アメノコシネカズモジ/トヨクニモジ/カスガモジ/モノノベモジ/カミツモジ/
ナカトミモジ/キビモジ/タネコクサモジ/ヒスミエモジ/クイボクモジ/ヒタラモジ/
南朝文字/イヅモモジ/ワラビモジ/ヒフモジ/ミヅクキモジ/タツモジ/アソヤマモジ/クサビモジ

 

ここから下は、ブログを閉じられて、どなたかわからなくなってしまった方のものです。以前後で読もうと思ってコピー保存しておいたものでした。

 

「アヒルクサ文字は宇宙エネルギーのさまざまな波動状態を視覚化したものだという。アヒルクサ文字は、九州・対馬の阿比留家に伝わる神代文字で、江戸時代の国語学者平田篤胤(あつたね)がアヒル文字の草書体とみなして名付けた文字である。伊勢神宮の神宮文庫には、菅原道真平将門藤原不比等等の有力者や、古事記語り部稗田阿礼(あれ)、日本書紀の編者、舎人親王(とねりしんのう)といった人々の残した奉納文が99点も残されている。その奉納文(99点)に使われた神代文字で全体の6割(57点)がアヒルクサ文字で書かれている。
伊勢神宮の奉納文のなかには、この他イズモ文字と呼ばれる神代文字もある。アヒルクサ文字で書かれた記録は、伊勢神宮奉納文の他にも日本各地の神社にいくつか秘蔵されている。主に法隆寺、三輪神社、鹿島神宮に秘蔵され、現在確確認されているだけでも13種類の書体が存在するという。
 
ブラジルで発見されたペドラ・ピンタダ巨石の碑文は、アヒルクサ文字で解読でき、「イサクとヨセフに船を降ろせる神を見よ。イサク、ヨセフとともにこれを手厚く守れ」という意味を表すという。アヒルクサ文字が、九州・対馬の阿比留家に伝わる神代文字ということは、対馬周辺、沖ノ島隠岐の島の海底遺跡として眠る古代文明とも何か関連があるのだろうか?
 
日本の周辺には沖縄の与那国海底遺跡の他にも、青森県津軽半島沖合いに青森海底遺跡和歌山県串本沖にも海底遺跡が存在する。なんと、熱海海底にもあった!?
http://www.izu.co.jp/~pro-tecs/kait...串本沖には、2000年ほど前まで高度な文明を持つ先住民がいた?やはり天災によって一瞬のうちに沈んだ大陸「ムー大陸」の存在と結びついてしまう。。縄文時代の前期から日本で使用されていたヲシテ文字。漢字以前の日本で、縄文時代から使用されていた「日本固有文字」を、「ヲシテ(Woshi-te)」というらしい。【日本ヲシテ研究所】http://woshite.com/page1.html
 
口から発した言葉が図形になって見える?言葉によって図形が決まっているのだろうか? 「ありがとう」の「あ」は、そういえばこの正12面体と同じ形をしていたことを思い出した。「ありがとう」という音声は、正12面体―正8面体―正12面体―正6面体―正4面体の順番に並んでいたはずだ。エレメントに変換すると、空―風―空―地―火の順番になる。古代の文字を調べてみると、このような記号に近い文字が多いことに気付く。例えばこの伊予文字・秀真(ホツマ)文字(神代文字総覧)(伊予城下ハ幡社(愛媛県)より伝承。後に丹後国熊野郡鹿野村の旧家に伝わる「神事記」にも用いられている。)

ヲシテ文字と伊予文字・秀真(ホツマ)文字は、母音部分を表す形が、上記の記号とよく似ている。文字は、やはり波動の形態から生み出されたと思われる。言葉=言霊、音の振動=周波数、古代の人たちはこれらを形として見ることができていたのか?また、人種(種族)の骨格によって発声機能にも差異があったとすれば、発音の周波数も異なってくるはず。日本古来の文字・言霊のエネルギーは実は想像以上に強力なものなのかもしれません。」

マスクをされない王国と王族

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王室ファッションを見るのが好きでチェックしていますが、北欧の王室の方々はマスクをされていません。お迎えなど周囲の人々もマスクをされていませんのでご覧ください。

ノン・マスク王族=ノルウェースウェーデン、オランダ、デンマークリヒテンシュタイン

中間王族=ルクセングルグ、英国

マスク派王族=スペイン、ベルギー、モナコ、日本とくっきりはっきり分かれています。ノン・マスク国は楽しそう。マスク派国は、ピリピリした表情。この対照的な光景を同時に見られるのはネット時代ならではですね。

スペイン、ベルギー、日本は学校でもマスクをさせています。上皇陛下心臓手術の際の20名ほどの医師団の代表であった矢作直樹東大名誉教授は、マスクは基本不要で、特に子供にさせる必要はない、とご自身のブログで言われています。

ウィリアム皇太子とキャサリン妃はマスクをされて公務をされましたが、エリザベス女王、フィリップ殿下、カミラ妃はされていません。英国はメンバーにより、違います。マスク派王族は40代とお若いです。はて、この違いは、如何なるポリシーの違いからくるのでしょうか?興味津々です。ちょっと関ヶ原の真田家を思い出しました。両方に分かれたのですよね。

例えばマスク派王族が、非マスク派国を国賓訪問した場合。そこの王族はじめ国民全てマスクをしていないのに、国賓のご本人だけマスクをなさるのでしょうか。また非マスク派国王王妃が、マスク派国を国賓訪問された場合は、おそらくマスクはされないと思います。珍しい光景だな、と思いましたが、皆様は不思議に思われませんでしょうか?

ノン・マスク国:

ノルウェー 国王王妃、ホーコン皇太子、メッテ・マリット皇太子妃他

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スウェーデン 国王並びにビクトリア皇太子

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オランダ ウィレム国王とマキシマ王妃

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デンマーク マルグレーテ女王

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デンマーク メアリー皇太子妃とイザベラ王女

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リヒテンシュタイン ソフィ皇太子妃

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マスクしたりしなかったり:

ルクセンブルグ王室ご一家 シャルル公子の洗礼式

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ルクセンブルグ ギョーム皇太子とステファニー皇太子妃が、従姉妹のアンリ王子の結婚式にご出席

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エリザベス女王とフィリップ殿下

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イギリス カミラ・コーンウォール公爵夫人(チャールズ皇太子妃)

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マスク派国:

モナコ アルバート大公、シャルレーヌ大公妃、双子のジャック皇太子、ガブリエラ王女

競技中はマスクはされていません。王子王女もマスクは学校でもされていません。

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スペイン フェリペ国王、レティシア王妃

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ベルギー エリザベス皇太子

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ベルギー フィリップ国王とマチルド王妃

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「ホツマ辞典」

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大きな系図が二枚、封筒に入れて入っています。昔ながらの、立派な箱入りの本です。

古事記を読むより、納得できる内容になっています。お薦めです。古代の天皇の方々の歴史をホツマ文字から書き起こされて書かれています。ここに出てくる古代の天皇のお墓が、関東地方の古墳だと思われるのです。辞典という題名ですが、物語風に書かれています。

ムー大陸とかアトランティスの生き残りが与那国島あたりだと読んだこともありますし、日本という国は、本当に古い古い国なのだなと思います。

「南ロシア 草原・古墳の神秘」

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鴨川和子博士 浅草生まれ。1972年モスクワの民族友好大学卒業。1980年から1985年ソ連邦科学アカデミー民族学研究所で大学院生、PhDを取得。

全ページがカラーの豪華で重い本です。あまり日本に知られていない、ロシアのクルガンと呼ばれる古墳の発掘を、実際に何度もロシアに足を運んで見たり、ロシアの考古学者たちに同行されたりインタビューされた紀行文です。米原万里さんのように有名ではありませんが、もっと知られてほしい方です。「栗原慎一郎の全世界史」に、シベリア、サルマタイ、クルガンとキーワードが出てきたので、この本が最も知らなかった部分に光を当てていると思われてネット購入しました。

p45

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p47 この剣に似た黄金剣が、ずっとあとですが、慶州、味趨王陵地区・鶏林路14号墳(5世紀)から発掘されています。こちらの本の1番右の写真です。

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p48 このゴージャスな鹿のブレスレットを見たくてこの本を買いました。

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p49 文中ではカシャーン製ペルシャ陶器と書かれていますが、有田焼にそっくりですよね。商人の繋がり、もしくは陶器職人を奴隷として連れて来た等で、ペルシア陶器と日本陶器は共通点があります。

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p97 とてもリアルな石人です。

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山梨県甲府市及び北杜市 甲ッ原(かぶっぱら)遺跡出土の縄文土器と意匠が似ていると思いました。カルティエの有名な豹のシリーズの宝石ブローチは、ここから意匠を取っていると思います。

 

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p174 アクサイ市近郊ドン河畔の高台に、コビャコヴォ古墳群がある。この古墳群は前期青銅器時代から中世まで営まれ続けた。古墳群の発掘中にエジプトのお守り、

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p321

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装いの達人、マルガレーテ女王

7月30日にデンマークのマルガレーテ女王のファッション特集をしたのですが、おしゃれの達人でいらっしゃることに改めて感動しましたので、日本関連の装いを集めてみました。おそらく王族女性の中でも最も長身の183cmの上、若い頃から80歳の今年までサイズが同じでいらっしゃるようで、何十年前の洋服も何十回でもお召しになるところ、同じ洋服に組み合わせる帽子、ブラウス、靴、バッグ、ストッキング、アクセサリーを変えて違う雰囲気でご愛用になられるところがおしゃれ。とてもセンスの良い方と思います。

 

12歳の時に着物をプレゼントされて、お召しの写真を見つけました。

Christmas presents from the East. The three sisters, Princess Margrethe, Princess Benedikte and Princess Anne-Marie, in their Japanese costumes, that were Christmas presents from Mrs. Rostock-Jensen in 1952

www.pinterest.jp

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1963年23歳、独身王女時代に初来日なさいました。この時の写真があまりありません。何を観劇なさっていらっしゃるのでしょう。

ここに昭和天皇香淳皇后、平成天皇美智子皇后との記念写真があります。著作権の兼ね合いがよくわからないので、こちらのアドレスからご覧ください。

https://www.granger.com/results.asp?image=0152537&itemw=4&itemf=0001&itemstep=41&itemx=76

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マニキュアの色が綺麗。

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getty imagesは商業目的以外は引用して良いようなので載せます。

大平首相が1番右に。畳にお箸、と大変に珍しい写真です。

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23歳で京都ご訪問された際、西陣織と思われる帯をお買い上げになり、ドレスになさったとのこと。松の帯地であることは、すぐわかりますね。白黒写真では、帯地ドレスは袖無しで、ティアラを着用されていらっしゃいます。

1967年6月10日27歳でご成婚。結婚式前の政府関係者を招待した晩餐会で、このドレスをお召しになりました。同年オタワにてカナダ首相との晩餐会でも、この袖無し帯地ドレスをお召しになったそうです。

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カラーでこのドレスをお召しの写真も見つかりました。1969年にブリュッセルで行われたデンマークのコンサートにご出席の29歳のマルガレーテ王女とベルギーのパオラ皇太子妃の写真です。少なくとも3回はお召しになったことがわかりました。このベルギー訪問の際に、お袖を足していらっしゃることに気がつきました。長めのフレヤースリーブ。よくお似合いです。以下のURLからご覧ください。

https://www.granger.com/results.asp?inline=true&image=0152539&wwwflag=1&itemx=21

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この完成ドレスは、宮殿でマルガレーテ女王のドレス展覧会があった際の1着です。詳細は以下の英文記事をご覧ください。

mariannalondon.blogspot.com

 

1981年41歳のとき女王として国賓来日。最晩年の昭和天皇が歓迎式典においでになります。

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宮廷晩餐会では赤のドレス。

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赤坂御所での返礼晩餐会で、マルガレーテ女王は、上が大きな水玉、スカート部分が小さい水玉模様のドレスをお召しなのですね。日の丸を意識して選ばれたのだと思いますが、そこに感動しました。色は白地に赤の水玉だったようです。ダイアナ妃は白地に赤い大きな水玉のワンピースを来日時にお召しでしたが、このドレスを参考にされたのではないでしょうか。元祖日の丸ドレスをお召しだったのはマルガレーテ女王でした。

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鈴木善幸首相と昼食会でしょうか。

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1990年 50歳 即位の礼に来日されました。即位の礼の際のお召し物。ユニークですね。

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ブータン国王の後ろにいらっしゃいます。

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饗宴の儀も赤で。

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天皇陛下ブータン第四代国王に、高御座の前でご説明なさっています。その左が女王。

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左端はタイ皇太子。美智子皇后の左がルクセンブルグのジョセフィーヌ大公妃。

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マルガレーテ女王の夜会巻きが独特です。

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昭和天皇崩御の際、ベルギーのボードワン国王が真っ先に葬儀出席を表明されたので、葬儀のお席が1番目だったそうです。ここでも前にいらっしゃいますね。

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園遊会

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ヘンリク王配に着物で優雅なカーテシーをされる紀宮様が印象的でした。

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1998年天皇皇后デンマークご訪問

この女王のスカラップのジャケットがとても私の好み。帽子もエレガント。キャメルのカシミヤショールも正統派エレガンスの見本のようです。配色がいつも美しい。

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上着ペプラムでした。袖口はラッパ型?ベル型というのでしょうか。

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皇后陛下の菊のティアラとお揃いの菊のブローチに目が魅かれます。

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2004年64歳 国賓で来日されました。

非対称のワンピース。前と背中側も、ひらりと揺れるこのストールのような飾り、ユニークですね。グレー系のストッキングとグレーの靴のトータルコーディネート。

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ハンドバッグは横縞です。

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美智子皇后のお召しの白いドレスのお袖、マルガレーテ女王のお袖と同じですね。シフォンの薄い絹なのでわかりにくいですが。また袖先の形は長めですけれど。マルガレーテ女王は、これと同じ袖を、青の身頃、袖先が白のワンピースにして、28歳のフレドリック皇太子誕生記念写真の時にお召しになられています。

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このモスグリーンのドレスも同じ袖ですね。1枚の型紙で2枚のお洋服に仕立てるケースがよくあります。

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ホンダ社長とアシモ君にご案内される女王。

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マルガレーテ女王の水玉ファッションを並べてみました。若い頃から水玉模様のプリントのお召し物、結構多いと思いました。だから日の丸ドレスを思いつかれたのでしょうね。

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二人の妹王女たちも水玉ワンピース

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母娘で水玉のワンピース 17歳

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この水玉の布地は、不規則で3色で散っていて珍しいです。南米旅行先にて。

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赤地に白の水玉のブラウスと帽子

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水玉のシャツブラウス

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1981年

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来日時の日の丸イブニングドレスと、この水玉ワンピースは同じ布地ではないかと思うのです。イブニングドレスをリフォームなさったのかもしれません。1993年ポーランド公式訪問でお召しになりました。

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1986年

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茶色地に赤の水玉

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フランスのクレージュが、このような雲の柄を発売していましたっけ。傘で持っていました。水玉と雲の柄は珍しいです。

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この水玉プリントも部分的に雲のようなスカラップの柄になっています。非対称のデザインを時々お召しになりますね。

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帽子のリボンにも水玉、左袖と襟は白地に赤の水玉で、赤地に白の水玉と混ざっている面白いワンピースですね。

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イタリアご訪問 赤の大きな水玉です。デンマークの国旗も赤と白ですものね。

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紺地に白の水玉のボウタイブラウス

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紺地にピンクと白の水玉

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赤地に白の水玉ボウタイブラウス

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紺色地に白い水玉の縦長スカーフのようです。

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おそらく同じ長方形の水玉スカーフ

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ラオス ワットプー

子宝信仰が、アジアに広がる元祖信仰なのでしょうね。太陽信仰と言われているものよりも、子宝信仰の方が古いのでは。教義とか、あれしちゃだめ、これしちゃだめ、とルールがあるものより、どう考えても自然な人の望みを表現していて、しかも現代まで根強く残っています。

 

ラオスの場合はダイレクト表現よりはおとなしめ。たまたま出てきたので貼っておきます。

日本、インド、ラオスは寺院、神社とセットになって祀られているようです。街中にあるブータンと村の中にもある日本。

 

sekaishinbun.net

蛇神ナーガ

写真家、柴田徹之氏のインドについての写真や説明がとても素晴らしいのでご紹介します。

 以下が柴田氏のナーガのページからの引用です。

「意外かもしれないが、じつは日本にもナーガが伝えられた痕跡がある。蛇の古語は「カガ」「カカ」などが知られるが、「ナガ」「ナギ」もまた一部に存在しているし、そこから「ナダ」「ニギ」に訛ったともされている。

「長い」という言葉もまた「ナガ」から派生したものだと考えられるが、これら、蛇を意味する言葉が日本の神話世界にも数多く現れている。例えば、ナガスネヒコやオキナガタラシヒメ(神功皇后)といった伝説上の人物の祖先もまた蛇であったのかもしれないが、極めつけはイザナギイザナミである。国生みの神であるこの一対の男女神は、まさに伏羲と女カ、さらにはナーガとナーギィに共通する性質を兼ね備えている。

このように考えていくと、古代日本には多くの蛇が関わり、影響していたことを改めて想起させられる。ヤマタノオロチ三輪山の蛇信仰をはじめとする日本各地に伝わる蛇に関する伝説は数知れない。そのすべてがナーガとナーギィの血統を引くものであるかどうかは定かではないが、その一部はインドと関係があるかもしれない。

この記事を書くために調べ物をしていて、岡山県奈義町という地名があることを知った。奈義はナギであるとされるが、この町の町立図書館のサイトでもナーガ(ナーギィ)との関連に注目していて多くの興味深い記事を公開している。

その中で、柳田国男氏等の説として、蛇と類似する動物を総称して「ナギ」と名づけ、現在も「ウナギ」や「アナゴ」等にその名が残ることを紹介している。こうしたことからも、ナーガあるいはナーギィは、日本の文化にしっかりと根を下ろして大きな影響力を持っていたことが想像できる。」

 

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