好きなもの、心惹かれるもの

読書感想、音楽、陶器、織物、雑感などを書いています。

101歳の満州国元官吏から届いた手紙

以前読んで驚いた「五色の虹 満州建国大学卒業生たちの戦後」集英社文庫という本があるのですが、その建国大学第一期卒業生の先川氏の記事が連載があるのを見つけました。貴重な記事ですね。画家のいわさきちひろさんは、満州へ遊びに行き、軍人の知人から、ここはもうすぐ戦場で帰国できなくなるから、早く帰りなさい、と言われて無事に帰国しましたが、当時満州へ移民した一般人たちは、危機感を感じなかったのでしょうか。やはり満州で築いた財産を全て捨てて、帰国する思い切り、先見の明がなかったのでしょうか。

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ワシントン大学に留学していた後妻のお母様、すごいですね。この年齢の義理の息子にパールバックの「大地」マーガレット・ミッチェルの「風と共に去りぬ」を読むように原書を渡したそうです。

 

 

可愛いもの

可愛い、というだけで購入したものも、40年近く持っていると、もはや不要になってきます。お孫さんのいらっしゃる友人にあげたりして、手放しています。

イタリアのメーカーのこの小さいお人形たち、オーケストラになってセットで10万円で売られていたのを見たことがあります。ドイツのものかと思っていましたが、足の裏のシールにSevi 1831と書かれています。ネットで調べたら、ビンテージになっているようです。

貝ボタンが好きで、集めていました。下の3つのボタンは、30年ほど前に、チューリヒのデパートの手芸売り場で購入したと思います。ボタンが立派すぎて、つけるお洋服がありませんでした。ブローチになりそうですね。

シドニーで30年ほど前に購入した、てんとう虫のテディベア。愛らしいのですが、これも手放します。記念写真を撮りました。

30年ほど前シドニーで購入したマトリョーシカ。1番小さい子の口がハートになっています。





蜂蜜

以前、以下の美味しい蜂蜜コンテストを見て、ロシアの蜂蜜を購入しました。要冷蔵の白い蜂蜜と、松の実がたくさん入っている蜂蜜と。それも美味しかったですし、有馬ようこさんの著書「はちみつの教科書」を読んで、お高い珍しい蜂蜜も試してみました。蜂蜜好きには、こたえられない美味しさでした。特に六角形のガラス瓶に入っているメーカーさんのが濃厚で美味しい。このような蜂蜜は、そのままスプーンで掬って食べていました。小豆を煮て、お椀によそってから入れたり、吉野葛で葛切りを作って、黒砂糖の代わりにかけたり。

マヌカハニー+20は、喉や痛い時、咳が出る時に舐めますが、マレーシアの以下のボトルの蜂蜜も効きました。

最近は、歯周病に良くないようなので、極力黒砂糖と蜂蜜も、1日スプーン1まで、と決めているので、全然蜂蜜が減りません。ずいぶん蜂蜜の種類があるものだと感心したので、ご紹介まで。

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Sisiのファッション

オーストリア帝国エリザベート皇后、通称Sisiの衣装の動画がありました。ウィーンにSisi Museumがあるとは知りませんでした。ロミー・シュナイダーは実際のエリザベート皇后には似ていないのですが、生き生きとしていて魅力があります。

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Sisiの母、ルドヴィカについての動画

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エスト60cm未満をずっとキープするために、宮殿に大掛かりなジムを作って毎日体操に励んでおいでだったんですよね。56cmだったかしら、驚異的。

 

 

 

元祖日の丸ドレス

昭和天皇晩年1981年に、デンマークのマルグレーテ女王陛下が国賓来日されて、日の丸のイブニングドレスで返礼晩餐会を開かれました。その白地に赤い水玉模様のドレスを真似されたのが、ダイアナ妃でした。

ところが、ロミー・シュナイダーの昔の映画を見ていたら、なんと日の丸ドレスを着ている場面があって、あら?1955年ならこちらが1番古いわ、と思いました "Die Deutschmeister" IVという映画のようです。若い頃のロミーは可愛らしくて、晩年のオードリー・ヘプバーンと共演した頃のロミーは妖艶な感じで顔付きが全然違っています。私は天真爛漫な、Sisiなどのころの彼女に見惚れます。

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2020.7.30マルグレーテ女王のファッションの記事から、水玉だけ以下に載せておきます。

 

こちらが日本国賓来日の返礼晩餐会の写真。昭和天皇が嬉しそう。1970年と1981年にもご夫妻で来日されていて、どちらかはっきりしません。1981年は父王が崩御されて女王陛下として来日されたので、1981年の写真かもしれません。ちなみに宮中晩餐会の際は、赤の無地のイブニングドレスをお召しでした。デンマークにも日本の国旗にも赤があるからでしょうね。

リメイクされてこのデザインに。

ダイアナ妃の日の丸ドレスはこちら。

  

ダイアナ妃が、ショッキングピンクイブニングドレスの背中に、長いパールを垂らしている写真があるのですが、そのずっと前に、同じ結び方をマルグレーテ女王がされていました。改めて、マルグレーテ女王ほどファッション感覚に優れている王族はいらっしゃらないですね。

昭和(1926-1989年)皇室と王室のご交流

欧州最古と言われるデンマーク王室と日本の皇室は親密な関係を維持されてきた。

1930年(昭和5年) アクセル殿下、フレデリック王太子殿下(後のフレデリック九世国王陛 下)、クヌード殿下、訪日。
1952年(昭和27年)11月、アクセル殿下訪日。
1953年(昭和28年)8月、皇太子殿下、デンマークご訪問。
1957年(昭和32年)2月、アクセル殿下訪日。
1958年(昭和33年)5月、アクセル殿下訪日。
1963年(昭和38年)12月、マルグレーテ王女殿下訪日。
1964年(昭和39年)11月、国王弟クヌード同妃両殿下訪日。 
1965年(昭和40年)10月、正仁親王同妃両殿下、国際親善のためデンマークご訪問。
1968年(昭和43年)寛仁親王殿下、オックスフォード大学ご留学中にデンマークご訪問。
1970年(昭和45年)4月、マルグレーテ王女殿下、同夫君ヘンリック殿下訪日。
1971年(昭和46年)9月、天皇皇后両陛下、デンマークご訪問。
1981年(昭和56年)4月、マルグレーテ二世女王陛下、ヘンリック王配殿下(国賓)訪日。
1983年(昭和58年)5月、正仁親王同妃両殿下、日本展開会式ご臨席のためデンマークご訪問。
1984年(昭和59年)5月、ヘンリック王配殿下訪日。
1985年(昭和60年)5月、国王妹ベネディクト殿下訪日。
1985年(昭和60年)6月、皇太子同妃両殿下、国際親善のためデンマークご訪問。
1987年(昭和62年)11月、フレデリック皇太子殿下訪日。

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悠仁親王殿下午餐会

石破首相夫妻や三権の長などを招いての午餐会が明治記念館の金鶏館で行われました。金鶏館というのは、明治14年に仮の皇居として明治憲法の草案などを作った場所という皇室とはゆかりの深い場所だそうです。筑波大学長、お茶の水女子大学長、元学長も招待されました。

悠仁親王殿下は、幼少の頃より、茶道、華道も嗜まれていらっしゃるのではないかと思います。全ての所作が美しく、流れるように自然。秋篠宮殿下とネクタイがお揃いなのもお洒落です。そしてグラスを持つ手つきの美しいこと。貴公子そのものですね。たしか中学生くらいの頃、宮邸にかなり大きな生け花(1mくらい?)が飾られていて、悠仁様が活けられたものと報道されていた記憶があります。

紀子妃殿下の婚約ご会見の際に、あそばせ言葉を使われていて、感心してしまったことを思い出します。テレビのないご家庭で育たれて、ドイツで暮らした帰国子女で、日本語は古風。殿下が博士号を取られてから、妃殿下も心理学の博士号を取得されています。秋篠宮殿下の鶏の学術書には、紀子妃殿下の鶏の日本画が挿絵になっているらしいです。あらゆることができるスーパーウーマン紀子妃殿下。濱尾実元侍従が、全てにおいて完璧な女性、と大学生だった紀子様のことを評されたのを覚えています。

一礼をされて部屋に入られたら、両殿下の後ろを通り、秋篠宮殿下の一歩下がった位置に立っておいでの紀子妃殿下よりさらに一歩下がったところに立たれています。

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昔の写真を拝見すると、感慨深いです。このころ、皇族バッシングはなかったのに、秋篠宮家に対する執拗で、事実でない動画や雑誌報道などが山ほど出ていて、誰が何の目的でやっているのか不明ですが、とても不自然な感じがします。お目にかかったり同級生だったり、ご一家を知る人々も、不審に思われているでしょうね。