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古代トルコの地母神

アルテミス

古事記ギリシャ神話のエピソードが大変似ていることは有名です。ただ、太陽神アポロン天照大神、月の女神アルテミスと月読命の対応が逆で、これは藤原不比等が改竄したのではという説があります。アルテミスと言えば、よく欧州の宮殿の庭に大理石の像が飾られていますが、このサイトを見て、まぁ全然姿が違うことにびっくりしました。

以下、このサイトより。

古代メソポタミアシュメール人アナトリアのチャタルホユックの人々やフルリ人やヒッタイト人が信仰していたと言う地母神「クババ(へパ)」が、時が下ってアナトリア信仰の地母神「キベレ」になったと言います。

このアナトリア地母神キベレは、主にフリギア王国で崇拝され、その後に西アナトリアは元よりギリシャ、その後はローマで信仰されるようになり、これがギリシャ神話に取り入れられてアルテミスとなったと言われています。ちなみにリキアではレトとして崇拝されていました。

このように、土地によって独自のアルテミス信仰文化が形成されていきますが、中でも特にエフェソスがアルテミス信仰の中心地で聖地となっていました。

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