龍村織で、再現されている、こちらの四天王文錦ですが、大変珍しい見解を書かれている方のブログを見つけました。詳しくは、その1から、どうぞ。
山という漢字は、銅鏡でも多く使われていたことは、以前記事に取り上げましたが、こんな意味が隠されていたとは驚きです。でも秦氏が原始キリスト教徒だったという話は、よく出回っていますし、面白いなと思いました。
山の字をデザインした銅鏡は、世界最古の絨毯が出土した、ロシアのアルタイ山麓とパジリクからも、出土しているのですね。大変面白いです。
馬の臀部には、「山」と「吉」という文字が描かれています。
「山」は、記事「5-(37).案山子が象徴するもの」に記載したように、三位一体を表わす漢字です。(※詳細は、該当記事を参照願います)
一方、「吉」の方は、「吉」を分解すると「十」+「一口」となります。「十」は十字架。「一口」は、「口」に「人数」という意味があるように(※『三省堂漢和辞典』長澤規矩矢・小学館)、「一人」ということです。
つまり、「吉」は、「十字架と一人」を意味し、「一人」の方は「神の独り子」を表わしているのです。
引用ここまで
こちらの錦の衣装は、どの時代のどこの国で出土したのかもわかりません。カフタンに似ている気もします。とても綺麗に保存されていたのですね。7世紀頃の中央アジアの貴族の衣装ではないかと思われますが。鹿でしょうか?