春は仕込みの季節。5月末まで、カシミヤのカーディガンが朝晩手放せないなんて、今まであったでしょうか。気温差についていくのが大変でしたが、ちょっとというか、かなり初夏の気温の日中。前からやってみたかった、枇杷酒を仕込みました。
まずは、鹿児島の焼酎で漬けました。
二番目は、友人が庭で採れた枇杷で、昨年蜂蜜だけで漬けたらめちゃ美味しくなった、と言うので、エストニアの蜂蜜で漬けてみましたが、ほんの少し500gの瓶では足りませんでした。そこで、夜でしたし、急遽マヌカハニー+12を上の方に足した贅沢な逸品ならぬ、一瓶になりました。
ところがですよ。その贅沢な枇杷の蜂蜜漬けがなんとっ!10日ほど経って見たら、皺皺に。あれまあ。枇杷が縮んでしまったので、上も隙間が空いています。このようにスペースが空いてしまうと、カビの原因になるということなので、急遽買っておいた蜂蜜を足して、逆さにして見ました。時々上下を傾けてみるといいのでしょうか。焼酎で漬けた枇杷は、至ってお元気で、何の変わりもないというのに。びっくりしました。
それにめげず、今度は枇杷を半分に切らずに、丸ごとで、ヘタを切って、底のもじゃもじゃをくり抜くだけで、安いマヌカハニーのみで漬けたのが、こちらの写真です。さて、少し経ったら、どんな姿になっているんでしょうか。
こちらは、種だけを玄米焼酎に漬けたものです。
枇杷の葉っぱだけを裏を台所スポンジで少し洗い落として、布巾で拭いて乾かしたものを、2、3cm幅に切って、焼酎を注いで寝かせること3か月で飲める枇杷葉酒もございます。
1年経ったら、中の葉っぱを出して、ファスナー付きのサラシで作った袋に入れて、湯船に入れると、それは良い香りがするのです。
生の葉を切って入れたばかりの色は濃い緑です。
1年後はこんな感じ。
効能は、打撲、火傷、皮膚湿疹、などなど。あとは松の葉と同じく、万病に効くとのこと。詳細は、東城百合子著「家庭でできる自然療法」をご参照くださいませ。
かりん酒も好きですが、実が硬すぎて、私にはスライスできません。かりん酒って売っていないですよね。美味しいんですよ。大正生まれの伯母が、咳に良い、と作ってくれましたが、咳と関係なく、美味しかったことだけ覚えています。
他に何を仕込んだかといえば、人生初めての味噌作り。初めてなので、要領が悪くて、動画を見ながら、台所と行ったり来たり。合間にご飯を食べたり料理しながら、何時間もかかってしまいました。あとはまだ人生始めての、漬物や納豆初挑戦など、やりたいことが目白押しです。
そして、もうすぐ梅酒にも初挑戦。梅酒をみりんで漬けるとどんな味になるのか興味津々です。焼酎で漬けたものと、味醂のものと、蜂蜜漬けとやってみようと思っています。同時に梅干もつけるので、大忙しです。