好きなもの、心惹かれるもの

本、音楽、陶器、織物、手芸品をご紹介します。

自分で作ること

食材については、多くの添加物、保存剤、汚染された土、農薬などについて読んで、庭で何か育てられないか、と試行錯誤したり、お菓子やおかずを買うのをやめました。

衣類については、買いたいと思う商品に出会うことが減ってきて、載せていませんが、スリップとショーツを作ったりオーダーしました。1つはゴムがキツすぎる、そしてロックミシンが痒くなること。袋縫いで、縫い目が内側に隠れてしまう縫い方で自分でも縫い、オーダーもしました。デザインは、既製品を参考に、分解して型紙を取りました。あれこれ作ってみて、素材が自分の好みの綿や麻で作れるのが良いです。

今までは、何から何まで、買うことが当たり前の生活でした。最近は、手作りがどんどん増えているのではないでしょうか。例えば、古い一軒家を100万円程度で購入して、同じくらいの費用で自分でリフォームした方の動画がたくさん上がっていますね。

洋服も、20年くらい変わり映えしてない気がします。フランネルって綿なのに起毛で、冬でも暖かい感触があって好きですが、あまりフランネルの衣類が出回っていません。布地専門店で、チェックのフランネルの布地を買って、端と端だけ縫って、ベッドに合わせてみたら、なかなか良かったです。暖かいし、既製品はフランネルのシーツやベッドカバーが滅多に売っていなくて、あったとしても無地だけ。チェックだと楽しくなります。楽天などで、スペイン産フランネルの輸入のドレスシャツを買ってみましたが、地厚の暖かいフランネル布地で、チェックも気に入りました。

やたらとエコバッグが必要になったから、傘からリフォームした手提げとか、リバティプリントのワンピースをリメイクして手提げにしたものとか、お役に立ってます。既製品は、裏地や芯が重くて、バッグはどれもずっしり重く感じます。レスポの1番軽いシリーズでも金具が重いので、金具は外して、縫いとめて、リメイクして使います。今まで、何個のバッグを分解したことか。分解して、不要の金具やファスナー、芯を取り外して、縫い直したり、真似して同じようなバッグを作ったり。既製品の手提げは、重いことに加えて、取っ手の長さが長すぎるのです。取っ手が長いと、重く感じます。化粧ポーチにグログランリボンをつけてショルダーバッグにリメイクしたり。遊び心で作れるのがいいです。

あまり着なかった、ウールチェックの短めのスカートを、バッグにリメイクしようかなと思っています。気に入ったものを探しに店から店へと出かけるより、身近にあるものを利用して作る方が楽だと思うようになりました。気に入ってたのに、着る時がない服も日の目を見るし、使って回していかないと、着ない服ばかりぶら下がっているのも残念だし。

撥水加工の布地は、あまり布地店に売っていないので、レスポバッグの解いたものや、解いた傘の布地は保管しておき、別のバッグのポケットに使ったりします。

サイズ直し、ウールなら専門店に出しますが、ドレスシャツの袖丈詰めは、解いてみてこんな感じかな?とやってみたら無事できて嬉しかったです。今までは自分に直せるとは思っていませんでした。でも思いついて、こうやったらいいのでは、とやってみたらできたので、自分でできるって楽しいな、と思います。

自分で作るのは時間がかかりますが、イメージ通りに完成するのが嬉しいですし、使ってみてやはりマイサイズで使いやすいです。昔、ミシンが全くできなかった頃に比べたら、豊かで実用的な趣味になりました。

次に作りたいのは、夏用のズボンとパジャマ。昔買っておいた布地があるので、最初はファスナーなしのタイプから作ろうかと。サッカー布地もさらっとして夏の定番ですよね。リバティプリントタナローンが、3割引だった時に、うっかり買ってしまった、今では派手な柄は、パジャマのズボンを作ることにしてます。

ズボンが作れるようになったら、本当に楽だと思います。オードリー・ヘプバーンが着ていた、赤と白のギンガムチェックサブリナパンツみたいなの、可愛くていいなと思います。ピンクと白も可愛い。どれだけ歳を重ねても、これは着ちゃいます。デザインは普通でも、布地や柄次第で、断然お気に入りが作れるところが手作りの良さ。大きいテーブルを捨ててしまったので、玄関の下駄箱の上か、床で裁断しないとなりません。これも10本くらい作ったら、かなり腕が上がるんじゃなかろうか、と思います。

布地の店の輸入カーテンオーダー売り場には、麻100%の布地が意外とあって、柄物も無地もとても素敵なのです。家で麻のカーテンを洗ったら、どんだけシワになるのかしら?と思います。その麻の布地が気になるので、1度麻でスカートもオーダーしたいなと思っています。