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エーリヒ・ケストナーの児童書

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先に「飛ぶ教室」をご紹介しましたが、エーリヒ・ケストナーについて少し書き足すと、文学者で、ヒトラーに睨まれて、終戦間際に亡命し、戦後西ドイツペンクラブ会長になっています。妻のルイーゼ・ロッテの名前をそのまま使って、「二人のロッテ」原題は"Das doppelte Lottchen" 双子のロッテの名前にしています。ルイーゼちゃんと、ロッテちゃんが夏の学校先で偶然出会って、自分達が双子であったことを探りあて、親元に帰る時に、すり替わって戻るのです。親にはバレずに済みましたが、両親に元の鞘に収まって欲しいのに、父親が結婚しようとしているので、二人は邪魔をしたり病気になったりします。日本でも昔映画化されています。

訳者の高橋健二氏によれば、夫婦には子供がなく、ケストナーは妻に内緒でスイスに愛人と一人息子をもうけた。そして遺産として妻に半分、愛人と息子に半分を残したことを、妻は高橋氏にとうとうと文句を言って閉口したのだそうです。

つまり、彼の児童書は、愛する息子に対して書かれたものであったのですね。当然子供時代の私はそんなことは知らず、大人になってから高橋氏の書かれたものを読んで、知りました。

あまりに黄ばんだり、茶色いシミができてしまって、残念ながら「飛ぶ教室」「五月三十五日」以外の本は手放してしまいました。日本語に翻訳されていないのが、「サーカスの小人」の続編の"Der kleine Mann und die kleine Miss"です。今日、偶然これらの児童書のレコード録音を見つけました。イラストが本当に可愛いですね。

丸善だったかな、と思いますが、"Das kleine Mann und die kleine Miss"を購入して持っていました。電子辞書の独英、英独が製造されなくなったので、ほったらかしにしていましたが、最近の自動翻訳機能は良いので、せっせとタイプしたら、読めそうに思いました。

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