「江戸・明治のちりめん細工」

ヨーロッパのバッグを見て来たので、今度は日本の伝統手芸のちりめん細工のバッグをご紹介します。

この鶯の小袋は、個人的に欲しい〜と思ったデザイン。

お琴の爪を入れたと言われる牡丹の花袋。明治末期から大正時代

底まで凝るのが日本人らしい

椿の袋物。きりばめ細工・押絵

底の部分は、兎になっていて、それもどーんと大きな図案ですね。

お嫁入りに当たって、この袋にお菓子を入れて、近所の子供に配ったのだとか。

赤ちゃんのお守り

底から、役者が飛び出す、飛び出せ袋物

底を回すと、絵が変わる

バッグにからくりを内包するアイディアがすごいと思います。

 中に香りの良いものを入れて、匂い袋にして、部屋にかけていたようです。菊のつまみ細工が、簪の飾りとして、今に残っていますね。