古代インドを舞台にした物語で、衣装がタイやペルシアと混じっている感じもしますが、エキゾチックで音楽も素敵です。ボリショイ、マリインスキーなど有名バレエ団は専属のオーケストラが付いているようです。日本では、熊川哲也さんが立ち上げた、世界でもここだけの個人がオーナーのバレエ団、Kバレエ・カンパニーがあるのですが、やはり専属のオーケストラを持っているのだそうです。すごいですね。
ジゼル、ラ・バヤデールには死後の世界が出てきます。影の王国という名称です。通常、衣装も全員がほぼ白。日本の喪服も白(亡くなった方は黒ではなく白)。世界的に人気があるこの演目は、宗教を問わず、じ〜んと胸に迫る心境が共感を呼ぶからでしょうか。
あらすじはこちらです。
1番最初の動画の主役ニキヤはスヴェトラーナ・ザハロワです。この動画の場合、1:45:42から始まる死後の世界というのか、夢の世界で再会したニキヤとソロルのデュエットのバイオリン・ソロの曲がとてもロマンチックです 。
作曲者は、『ドン・キホーテ』、『パキータ』で知られるオーストリアのレオン・ミンクス。この曲だけをリピートして聞きたいです。
ラ・バヤデールの衣装はとても凝っていて、魅了されます。
ボリショイバレエ
ニキヤ:スヴェトラーナ・ザハロワ
ソロル:ニコライ・ツィスカリーゼ
英国ロイヤルバレエ ニキヤ:タマラ・ロジョ
スタニスラフスキーバレエ
ニキヤ:ナタリア・ソモワ ソロル:セルゲイ・ポルーニン
パリ・オペラ座バレエ ニキヤ:イザベル・ゲラン
https://www.youtube.com/watch?v=adRz7hK8Cm0