前首長ハマドの母や、ハマドの第二夫人で現首長タミームの母モーザ皇太后 (Sheikha Mozah Bint Nasser Al-Missned) を輩出する名門ミスナド家出身。
女性の教育振興事業に力を注ぐモーザ妃。首都ドーハにカーネギーメロン大学やジョージタウン大学などアメリカの6つの大学の分校があり、カタール大学の学長も女性。中東における最初の女性閣僚を生み、女性の車の運転をいち早く、解禁したのもモーザ妃の強い後押しがあり実現。モーザ妃は実業家でもあり、自身の投資会社「メイフーラ」は、2012年にヴァレンティノを買収している。とのことで、美と政治力、経済力を兼ね備えたパワフルな妃殿下。Princessという敬称になっています。宗教上、髪を隠さなければならない国のようですね。モーザ妃もティリア・テペの宝冠がとてもお似合いになると思います。ハマド前首長との間に5人の息子、2人の娘を産んだそうです、62歳。
若い頃の写真のようです。
左は息子であるタミーム・ビン・ハマド・アール=サーニー首長