マルガレーテ女王の黄色のドレスが気になっていましたが、ポロネーズスタイルというようです。1770-1780代と1870代に流行したのだとか。そういえばマリー・アントワネットもこのようなドレスを着ていましたね。
右の黄色のドレスは、膨らんだ部分の下にぐるりとプリーツもあって凝っています。この後ろのドレープの内側にワイヤーを入れて形を保っているのでしょうか。座る時に痛くないのかしらと思います。
マルガレーテ女王のスタイルは、右のドレスのふくらみ部分を小さめ、下のプリーツ部分を長くアレンジしてあるように思いますが、晩餐会での椅子は大きくないし、よく皺になりませんね。おそらく女王のデザインでオーダーされたのだと思われます。
モーツアルト オペラ映画「フィガロの結婚」ポネル演出で、スザンナもこのポロネーズのドレスを着ていました。他のオペラではもっと簡素な服なので、ポネルの好みだったのでしょうか。
鮮明な衣装の写真がなかったのですが、地味な色ながら、デザインは凝っています。
この衣装も可愛らしい。